SGLT2阻害薬はSGLT"とは輸送蛋白です。グルコースの90パーセントを近位尿細管上皮細胞に特異的に存在します。長期間の高血糖はSGLT2を増加させます。グルコースの再吸収を招きます。SGLT2を阻害することで尿中にグルコースを排泄させます。そのため副作用として尿路感染症が起こりやすくなるそうです。DPPⅣ阻害薬、GLP-1受容体阻害薬に続く新たな薬です。このくすりをを開発中の会社は3つありそれを6社で販売するそうです。まだそのあとにはGPR40作動薬やグルコキナーゼ活性化薬も控えているそうです。SGLT2阻害薬はSGLT2阻害薬はインスリン分泌に影響なく尿中に排泄し血糖値が下がります。やさしーいイメージです。然し尿の浸透圧があがれば多尿で脱水に至ります。更にケトン隊が増える可能性も示唆されているようです。そんな魔法の薬は絶対にありません。然し来年の春糖尿病治療は大きく変わります。DPP4阻害薬が乱立しさらにSGLT2阻害薬が登場する裏には糖尿病患者さんの増加とともに糖尿病の薬物治療が盛んだからです。