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第46回臨床眼科学会

パシフィコ横浜で10月30日から11月2日まで臨床眼科学会が行われます。そこに小泉が登場するというからなんてったてアイドール何ってたってアイドールと言ってキョンキョンがコンサートでも公開市民講座のついでに連休だからコンサートをするのかと思ったら小泉純一郎首相が公開市民講座かなんかに登場するらしい。しかしいつものことながらホテルが取れません。狙っているのは桜木町ワシントンホテルです。パシフィコ横浜に歩いていけるからいつも桜木町ワシントンでお世話になっています。毎日電話してますが満室です。勝負は3日前くらいからです。たいていおひとりですかと尋ねられOKをいただきます。今年は消費税増税前とあって大型補強をしております。西川病院から持ってきた機械は総入れ替えです。すでに数千万円使ってしまいましたがあと1台補強しておきたい器械があります。手術は性が合わないので検査機器特にVDTに関するものを補強しています。AGAのプロペシアを取り扱っているのですが患者さんが少ない。この層の患者さんにお越しいただきたい。ED治療薬でバイアグラよりよいのがほしいという人は多い。AGAの薬ここで出せますかという人が少ない。40歳代ぐらいでしょうか?頭の毛が薄くなるのは。この世代の方なら漢方薬も飲めるしEDにもなるしパソコンもするから実用視力系や調節検査のニーズも高くなります。

麻黄の入った処方

漢方教えてくださいと駅で顔見知りの薬剤師さんに聞かれました。普段は企業秘密とブログには書きません。なぜか私で分かることならどうぞと言ってしまったので書きます。主訴は肩凝って頭が痛く元気がない。どうしたらよいか。という質問です。麻黄の入った処方をお勧めしました。麻黄のはいった処方で胃があれるといいますが大丈夫ですか?一包や二包なら大丈夫でしょうとお伝えしました。効かすなら麻黄湯なぜなら薬味が少ないこと生薬の種類が少ないため切れ味がシャープなことです。安全策なら葛根湯とお答えしました。大棗と生姜の脾や胃に対する配慮があり薬味が多く胃には優しい処方です。又、一番麻黄が多い処方はご存知でしょうか。越婢加朮湯です。これは適応外ですが花粉症に使うと劇的に効く場合があります。麻黄の量が処方により違います。麻黄は石膏と組み合わせると消炎効果があります。アレルギー性鼻炎の鼻水を止めます。麻黄と桂皮を組み合わせると発汗を助けます。いずれにしても風邪薬でドーピングにひつかかるのは麻黄の入った処方です。麻黄は興奮させるので不眠・動悸等が起こります。

何よりも患者さんのために

何よりも患者さんのために沢井製薬です。高橋英樹さんがTVでCMやってました。CMの趣旨はジェネリック医薬品を用いると医師がジェネリック医薬品を使うとそして患者さんがジェネリック医薬品を用いると高騰を続ける医療費が収まるというものでした。日本のジェネリック医薬品は主成分が同じ、米国では添加物を含めて同じでないとジェネリック医薬品として認められません。そこで眼科・皮膚科用の外用薬では不安があります。そして不安な医師には後発品変更不可という印を押すことができます。院外処方箋には私は点数を取ってませんが一般名処方というのがあります。要するに成分名で処方することです。処方箋一枚につき商品名ではなくはなく一般名処方すると20円が医療機関に入ります。今やジェネリック医薬品を用いることは当たり前となっています。そして、中には特許が切れる前に先発品メーカーがジェネリックメーカーに特許の権利を売り渡してしまったものがあります。抗アレルギー薬のアレグラです。フェキソフェナジン「日医工」です。つまりサノフィが日医工に特許が切れる前にライセンスを売ってしまったのです。つまり来年FAになるプロ野球選手をFA前に他球団に移籍させるのと同じです。沢井製薬、日医工有名ですが今や一流の国産メーカーもジェネリック医薬品の分野を持っています。昔勤務先でソルメドロール500がデカコートに変わりました。わたしはソルメドロール125を一日8Vと書いたら薬局長が飛んできました。神戸の震災前のお話です。何よりも患者さんのためにと思っていまはジェネリック医薬品を処方しています。しかし、処方箋に後発品変更不可を押した処方箋が出回っています。