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麻黄と石膏

麻黄と石膏は多くの処方で用いられています。中国語の書籍を昔はよく読みました。最近は眼科の検査を自分でするため学習量が不足しています。なんと十年以上前には水曜日の午後はみゆき通りの駅前留学ノバで中国語を学んでいました。そしてノバをやめた後は七田チャイルドアカデミーで幼児教育を見学していました。七田は受験に役立たない。公文の方が役立つような気がします。理科や社会の歌を今うちの子たちは歌わされています。広い中国ですから中国語は発音が難しい。しかし漢方の書籍をよむのは漢字さえつまり略字さえわかればよい。結構中国語の中医学の眼科の書籍を読み漁りました。その中で有名なのは焦樹徳先生の用薬心得十講でした。この書物は東京で行われていた仙頭正四郎先生の系統中医学の中でのお勧めでした。最初の生薬は麻黄からはじまります。その中で麻黄と石膏は併せて用いると消炎効果が期待できます。例えば麻杏甘石湯ならアレルギー性炎症である喘息です。小青竜湯に麻杏甘石湯を加えて小青龍湯加杏仁石膏の方位を持ちます。石膏については名古屋市立大学の牧野先生の講演と研究は素晴らしいと思います。マオウと石膏には3対1が一つのポイントです。しかし3対1は傷寒論の世界です。温病学は石膏の比率をもっと増やせばよいのです。

私が二年後癌になる

四柱推命の占いで私が2年後がんになる特に消化器に注意する様に言われました。信じるか信じないか私の勝手です。後二年で死ぬかもしれない、しかしわたしは放射線科の研修医時代を含め大腸のレントゲン検査である注腸検査2000症例以上させていただきました。胃透視なんていったいいくら自分で検査させていただいたでしょう。いったいいくら姫路市医師会の胃ガン検診の読影をどれくらいしたか?何千人いや万かもしれない。いったい消化管のの読影をこなしたでしょう。助けた人もいれば読影できず不幸な結果となった方もいるはずです。放射線科医の宿命です。だから私は放射線科から眼科に転科しました。眼科には眼が少ない。私はうそをつくのが下手です。告知しない時代の放射線科はつらかった。今度は自分が消化器がんか?私には多くの霊がついているような気がします。当直での死亡確認や枕教や葬儀でいっぱい霊をもってる普通の眼科医ではありません。多分全国一死亡確認した眼科医ではないでしょうか?先日も患者さんに先生葬式も導師で行ってたんやってと言われました。私は全国で20人いない眼科専門医を有するアレルギー専門医です。そしたら子供二人はひどいアレルギー一人はラテックスまでもっていて点滴ラテックスフリーを心がけています。一人は減感作療法の注射したが効かずヒスタグロビンで少しましになってる元不登校生。スギ花粉が無かったらいじめ問題はなかった。何かわかりませんが専門とする領域ってどうも自分に返ってくるような気がします。消化器がんで死ねたら本望です。

ビソノテープ

β1遮断薬のビソノテープとメインテートは主成分が同じです。ビソノテープを自分ではってみましたが薄くてしわしわになってしみました。皆さんお使いになっていかかがでしょうか?メインテートを服用すると確実な吸収が期待できますが私のようにしわしわにしてしまう人もいるでしょう。ビソノテープ貼付後は血しょう中の濃度が緩やかに立ち上がります。テープに書き込みスペースがあります。アドヒアランス向上のサポートに役立つ子になっていますすが特に夏はがれてしまうことはないでしょうか。新しいパッチでは接触性皮膚炎の発生が約50パーセントと非常に高くなっています。しかしフランドルテープには厚みがあり安定感があります。パッチ製剤全盛期を迎えていますがどの製剤が生き残るのでしょうか。ビソノテープの8mgとメインテートの5mgは等力価とされています。夏場の汗で吸収はどう変化するだろうか。嚥下障害や認知症の方には有用かもしれません。はがれても気付かない可能性もあると思います。

薬剤師さんの質問

門前の薬剤師さんから同じ質問を受けて答えられないものがある。内容はコンタクトレンズの上からの点眼の可否です。瀬戸内眼科コロシアムで答えが出ると聞いて広島まで出向きました。結論から言うとやはり答えはありません。人工涙液型ソフトサンテイア点眼液は硼酸が高濃度だし、普通の点が液にBAKが入っていてもそんなに角膜障害は起こらないしそして何より頻回交換レンズもFAD分類でⅣ群に分かれます。そして点眼液は15分後には結膜嚢内に15分後には10パーセントしか残存しません。小玉先生のお話では平成10年までは点眼液はコンタクトレンズをはずして使うものとされていました。コンタクトレンズ上の点眼にはコンタクトレンズに蓄積、結膜嚢に貯留そしてソフトコンタクトレンズの変形などの問題があります。然しBAKの入った点眼液が60パーセントされています。BAKフリーのゼぺリン点眼液はHCLにおいて微量のクロルブタノールが検出されたそうです。食物アレルギーと同じで何が含まれ同様に作用するか不明なところが多々あるとおもいました。

早期緑内障

早期緑内障と診断されたらどうするか。昔なら喜ばないといけないという医師もいたでしょう。なぜそんなもんなんで喜ばいといけないのというのが今の時代の流れです。しかし、PPGつまり視野検査で異常がでない緑内障は意外と多い。保険の点数がつき、OCTが普及したからです。超高齢化社会と緑内障は多治見スタデイデイで示された70歳を超えると10人に1人は緑内障を疑うデータが示されている。日本人のデータですよ。日本人と韓国人は遺伝子がよく似ているそうです。だから緑内障学会においても韓国から緑内障専門家が招かれています。緑内障についてこの一か月よく勉強しました。岡山の眼科アップデートセミナー、日本緑内障学会の三日間、兵庫県眼科オープンカンファレンス、アルコンとMSDと大塚製薬のWEBそして広島の瀬戸内眼科コロシアムかなり勉強しました。そして2台目のFDT購入、さらにはAP7000の購入を考えています。慢性疾患指導料の算定がない眼科で超慢性疾患はドライアイと緑内障の治療です。いかにドライアイと緑内障に強いクリニックなるかです。おかげで子供の中間考査の勉強を見る間が全くなかった。今日から答案返却がはじまり偏差値が26日にでます。神大付属明石がなくなったらどんな改革があるかわからないですがますますうちの子の学校へ東から進学する方が多くなりそうですがまだまだ不透明で受験科目に社会が入ったら大きく変わる。明石と住吉は遠いなあ。