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当直で元気をもらう

当直で元気をもらうことなどあるのでしょうか?医師をしていて喜んでいだけるのは休日や時間外診療位でしょうか?私の家族ではないが親族に当直で元気をもっらっているといわれた。そんなことあるのでしょうか?確かに気分は変わる。しかし緊張感は急性期ほどではなくともありますよ。台風の時大雨の時要注意ですよ。お越しになる方は重症なんです。誰も来ないと思ったら緑内障発作で孤軍奮闘したこともあります。外来誰も来ないと思って気を抜くと入院で急変退院予定の方がなくなった。当直して次の日も不通に勤務するのは医師位でしょう。みんな帰っていきます。唯一帰れるのは救急部をローテーションしていた時でした。それ以外の医師は夕方まで働いています。20代はその日疲れがでますが30歳代になりますと次の日つかれが出ます。40台になると若いドクターとの交渉で交代してもらいます。これが急性期医療の実態ではないでしょうか。労働基準法適応外のように扱われているのが勤務医の実態です。医長となると手当が付き却って丸められて手取りが減ると上司が言ってました。

漢方薬の炙

炙ってお分かりですか?炙甘草湯という漢方エキス製剤がありますよ。炙とは鍋ではちみつやお酒と一緒に炒めるて混ぜ合わせることです。例えば酒と混ぜると酒炙といいます。はちみつと混ぜるのを蜜炙といいます。ショウガの汁なら生姜炙といいます。八味地黄丸の地黄を避けやはちみつでいるというのは時々話に聞きます。生地黄をはちみつや酒で炒りますそして薬物にその液を浸透させます。当帰芍薬散の当帰や八味地黄丸の地黄で胃腸障害は結構おこりますよ。当帰芍薬散は胃腸が強くないと飲めません。八味地黄丸は若いときはバリバリがんばっていた方で下半身の衰えが目立つ男の人つまり腎虚に用いる処方と考えています。若い時から胃腸虚弱の人にはむしろ真武湯くらいで探りを入れる。附子が入っているのでジンへの配慮はあります。腎だけではなく脾への配慮をするべきだと考えています。腎虚の証は日本の漢方エキス製剤には不足しています。炒めて修治する醍醐味はエキス製剤では味わえません。せんじ薬を処方できた10年前が懐かしい。今は中国の物価が上がり薬価が下がりせんじ薬を保険で用いるのは無理です。

番紅花

番紅花は何のことかわかりますか?紅花は山崎あたりに行けばよく打ってます。番紅花はサフランです。サフランって保険適応があります。スーパーで見ると料理用のサフランって異常に高い。コップに熱いお湯に溶かして5分置きます。赤い液が漏れてきます。上澄み液だけをおのみ下さい。かすは捨てていいんです。初めて私が服用した時何となく落ち着きクラシック音楽を聴いているような気分になりました。サフランはおしべの花柱を用います。活血通経絡・安心作用を有しています。つまり心が落ち着く働きと血液サラサラの効果があります。つまり不眠や月経異常など女性の方に多く用いています。妊婦さんは流産の恐れがありますので避けてください。

ACTIVATION SYNDROME

ACTIVATION SYNDROMEをご存知ですか。パーソナリテイ障害の切れやすい人に多く抗うつ薬を服用し不安、焦躁、不眠、軽躁等が出現することをACTIVATION SYNDOROMEといいます。抗うつ薬は十分投与することになっていますがいきなり多量を投与するとなにがわるいか?それがACTIVATION SYNDROMEです。抗うつ薬を服用すると発症するといわれたことがありマスコミが騒いだのが5年くらい前のようです。私は抗鬱剤を処方したら必ず精神科受診していただいています。 10人中4人に起こるとかで怖いとマスコミが騒いだこともあるようです。双極性障害は昔の言葉でいえば躁うつ病です。うつの人が燥になっても自殺する。もちろん鬱で落ち込んで自殺する。セロトニンやノルアドレナリンが不足して鬱になってるところにSSRIやNassaを服用し不足する神経伝達物質を補います。しかし、ちょうどにとどまるとは限らず過剰になると躁転します。私も昔抗うつ薬を飲みました。そして太ってしまいました。痩せません、体重戻りません。困ってます.やせたいよう。

当帰芍薬散

当帰芍薬散は安胎薬です。漢方薬は安全だと思っておられませんか。当帰芍薬散は漢方薬で私自身胃が荒れた経験がありますし妻も荒れたことがあります。虚弱な女性は結構当帰芍薬散で胃が荒れて飲めません。最近は注意して処方するのでそんなことはなくなりました。特に四物湯に含まれる成分はよく荒れます。当帰芍薬散って四物湯とご冷遺産を混合した方位を有しています。四物湯の生薬の一つである当帰は漢文で読むと「まさに帰るべし」子供ができない女性は里に返されたと聞きました。そうならないために用いる生薬が当帰です。要するに子供をさずからないのは女性に全責任を押し付けた時代があったようです。考えてみれば男の子を授かるにはY染色体が必要です。これは男性が有する遺伝子です。色覚異常が男の子に圧倒的に多いことも同じ原理です。当帰芍薬散は安胎薬とされています。妊娠しても飲み続けるように言われる方もいますが楊敏先生の講義を東京で聞いたとき女性の薬剤師さんが「妊娠してありがとうございました。」と言われた後に飲む漢方薬は何がよいかと質問されました.しかし、楊敏先生は何かあるといけないから一切の薬をやめると自身のポリシーをお話しされていました。特に寫下剤や駆瘀血剤は堕胎作用があるから絶対に妊娠が分かれば即やめることを旨とします。当帰は胃が荒れる。どうしたら防げるか?酒と一緒に飲むとよいと聞いたことがある。更には日本漢方では人参湯と一緒に飲むとよいと聞きました。なぜ四物湯から川芎を抜いているか?それは活血化瘀作用があり流産するからです。以上徒然なるままに何の資料も見ずに書いたので間違いがあるかもしれません

翌々年がこわい消費税

事業者はいつ消費税を納めるかご存知ですか?昨年の売り上げに対して今年ではなく来年の売り上げに対して消費税はかかってきます。来年の売り上げとは増税後です。納得いかないが仕方ない。8パーセントの消費税の半分を納めることになります。消費税と医療は密説な関係です。薬の仕入れには消費税がかかります。消費税増税が行われても薬価には反映されません。従いました従来院外処方を考えていなかった医療機関も院外処方箋の発行を考えているとされています。院外処方も大変です。後発品が善処法の35パーセント使用することが求められています。今年は子宮頸がんワクチンが接種勧奨中止となりました。お陰様で消費税納税業者から脱出できるかもしれません。注射の液が一万円以上するワクチンが増えました。お蔭で医療機関で消費税納税から逃れられるかもしれません。だからインフルエンザについてのブログもいまだ書いてません。実は先日神戸まで講演を聞きに行ってきました。103万円や130万円という扶養の範囲で皆さんが働かれるのとおんなじです。自費の売上高をおさえるこれは税務調査においても大切なことです。最近金遣いが荒いと子供に言われました。そりゃ消費税が上がるから9月決算で機械やなんや購入しておかねばと思うのは盛者必衰のことわりです。器械は進化もしますが壊れます。意味が違いますがどうせ買わないといけないなら決算に合わせて買う当たり前のことです。