記事一覧

コンタクトレンズの上から使用する点眼液

コンタクトレンズの上から点眼液を使用してよいかどうか聞かれた答えは難しい。ソフトサンテイアでも硼酸濃度がどうのこうの言われているしマイテイア点眼液は添付文書にコンタクトレンズ装用時には使用しない事と明言されているしはっきり言って医師の裁量権の世界で何かあれば医師の責任になるかもしれません。瀬戸内眼科コロシアムで小玉先生の自験では何も問題がなかった。更にアジアメデイカルコンタクトレンズセミナーでは渡辺潔先生がジクアス点眼液やヒアレインン点眼液を1か月以内のコンタクトレンズ装用においてコンタクトレンズの上から点眼しても何も起こらなかったことを報告されていました。ヒアレインミニのスイッチOTC化は結局なされていません。ジェネリックのヒアレインミニは高い薬価が付きました。容器代が高いととの申請により公約化が実現したそうです。コンタクトレンズ用の点眼液に入っての基準がありません。グループ1のカラコンも申請をすれば簡単に受理されるそうです。ホテルの食の偽装でもわかるようにそんなに安くてよいものはありません。医療だってそうです介護だってそうです。ホテルのような立派な建物に対する費用は受診者が負担しているのです。

悪いカラコン

カラコンに良い悪いがあるでしょうか?あるんですよ。昔はすべて悪でしたが時代の波は悪いカラコンをつくりました。私は良いカラコンというのもないと思います。韓国台湾製のFDA分類でグループⅠに属するレンズです。先日も国内未承認のカラコンをインターネットで販売し多額の利益を得て大阪で逮捕されていました。何が悪いか。色落ちです。ちょっとこするだけで色落ちすることが悪い。すべてデフレが悪い。安くてよいものはない。蜀の偽装を見ればわかる。診察し診察料金が高い高い。最近増えた。最近インフルエンザワクチンを予防接種していますとチメロサールフリーを希望する人が多くなっている。品薄で実は困ってますが何とかチメロサールフリーを希望の方には接種できています。日本脳炎ワクチンからチメロサールが除去されて4年近くなります。妊婦さん用に開発されたチメロサールフリーインフルエンザワクチン品薄です。これには皆さんお金が高くても希望者が殺到します。しかしカラコンはドン〇○○テに行けば診察も説明もなく手に入る。特に高校生がひどいらしい。カラコンつけてる人の半分は眼科にいたことがない。キズが入ってもその購入経路から怒られるから眼科へ行かない。子供はほめて育てよう。臨床眼科学会でも問題になっていました。酸素透過性が低いことと色落ちこの2つが大きな問題です。何らかの形で検診をと思いますが本来検診は自費です。確定申告用にインフルエンザや他の予防接種の領収書を希望すっる人がおられるがこれは不可です。胃カメラをして病気を見つけ生検を行ったこれはドックであっても途中から健康保険の適応になります。確定申告の適応です。

アレジオン点眼液

アレジオン点眼液が明日一一月二五日にいよいよ発売されます。防腐剤濃度が低く抑えられています。アレジオン点眼液はオロパタジン塩酸塩の点眼と第三相試験で非劣性との結果でした。アレジオン点眼液は誘発試験を行ったことも点眼液では画期的だそうです。わたくしのようなアレルギー学会専門医にとっては当たり前の誘発試験が点眼液では画期的だそうです。第4回アジアメデイカルコンタクトレンズセミナーへ渡辺潔先生がアレジオン点眼液について触れられていました。コンタクトレンズの二大現代病―ドライアイとアレルギー性結膜炎のタイトルでした。コンタクトレンズ装用者は200万人と増加の一途をたどる一方一〇人に1人が眼障害を起こしています。コンタクトレンズ装用者の九割が目の乾燥感を訴えています。ジクアス点眼液を渡辺先生はコンタクトレンズのうえから点眼して特に問題ないことも調べられたそうです。現在の点眼液は防腐剤に対する配慮がなされておりいかっげついないのデイスポレンズならさほど過敏になることもないとの見解を示されていました。いろいろブログでコンタクトレンズに書くため先生専門はコンタクトレンズですか?とブログ愛私が読者の患者さんから質問を受けました。私はメガネ推進派です。めがねを使っていることからもお分かり頂けるでしょう。なぜならドン〇○○テに行けば韓国台湾製の擦るだけで色落ちするカラコンをうっており一旦コンタクトレンズを使用できるようになると検診受けたら損八一〇円のコンタクトレンズ再診料が高いと怒鳴って帰るようになるからです昨日当直明けに名古屋まで飛んでゆき家族からは家にいないと大ブーイングそれに耐えてコンタクトレンズについての新しい知見を得ようとしているのに八1〇円が高い、新幹線代と参加費タクシー料金2万円ですみません。2万円÷八一〇円はいくらの人を診察すればよいのでしょう。もうすぐコンビニでコンタクトレンズが買える時代が来るかもしれない。訴訟になって訴えられるのはだれか?眼科医を訴えないでください。国ですよ国を訴えたら金がとれますよ。過度の規制緩和は危険です。小泉改革がよい例です。わたしはコンタクトレンズには危険性があることをブログで述べているだけです。一人2つしかない目が見えなくなればこまるのはコンタクトレンズユーザーです。木曜日に湯型今から作用から行きますから待ってくれーと電話があった。仕事で検診に行けないそうで二週間レンズを外しても充血が取れない。結局はコンタクトレンズの傷でした。視力は矯正で0.3でした。私はコンタクトレンズ推進派や専門家ではないですよ