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継承開業

阪神間では継承開業が流行りだそうです。出資額限度の今の医療法事ではなく昔の医療法人が人気だそうです。阪神間で新規開業すると5年間は赤字だそうです。大変だ。以前勤めていた病院で外来したり当直したり大変だそうです。最近私のクリニックの近くで廃業されたところが2か所さらに亡くなられた医師や診療復帰できない医師が続々出ておられます。だいたい65歳から70歳で倒れるみたいです。私なんてきっと65歳から70歳までも働けません。思うところは子供たちがもし医業に進むなら兵庫医科大学の兵庫県推薦の3名の枠に入れたらうれしいな。昔は現役しか駄目だったが今は一浪まで出願できるそうです。私たちの世代は12年間拘束されたそうですが今は9年だそうです。過疎地へいって地域医療に貢献し根性をつけてほしい。兵庫県北部で雪の中で頑張ってほしい。うちの子たちは年老いてからできたから継承することは不可能です。それなら地域医療に本当に貢献して兵庫医科大学の県推薦枠で入学するといいなあと思います。そのためには学力を高める必要があります。しかし、さっぱりだ。自分が高校の時どうだったかと子供たちから逆襲されています。途中でやめたら4500万円だそうです。詳しくは知りませんがもっとむずかしい防衛医科大学や自治医科大学も似たようなものらしいです。まず医療は体力ですがわたくしは子供のころは虚弱でした。よく働いたと思います。仕事の体力とは気力です。

税制大綱

税制大綱についてと言っても税制大綱をご存知ですか?顧問契約を結ぶ会計事務所から税制大綱ついて説明を受けました。税制大綱とわ与党の来年度の税制について税制調査会がまとめた案だそうです。自公政権が衆参両院で過半数を握っているので1月に通過することが確実視されます。開業医の働き方は税制大綱次第で大きく変わってくる変わってくる。パートタイム労働者が103万円や130万円で扶養手当を気にしながら働くのと同じです。一包化重労働が新聞で問題になっている。開業医は個人事業主です。インフルエンザはじめ予防接種にたくさんお越しいただきありがたいことですが余りがんばると消費税を課税される事業主になってしまう。子宮頸がんワクチンを皆さんが接種しないため課税事業主から脱却できると思っていましたがやばい。さらに来年はおたふく、水痘、B型肝炎、ロタウイルス、大人の肺炎球菌若く珍が定期予防接種化されるか麻知れないそうです。もっとやばい。歯科と異なり保険診療を中心に診療は行う必要があります。しかし、1000円でインフルエンザワクチン接種して厚生局の指導を受けた医療機関があるそうです。過度の自由診療は国民皆保険制度を崩す。

花粉症の初期治療

花粉症に対して花粉飛散予測の2週間くらい前から抗アレルギー薬を投与することを初期治療とか初期療法といいます。一方最近の第2世代や第三世代の抗アレルギー薬は内服・点眼・点鼻の剤型は問わず効果発現までの立ち上がりが早い。だから初期療法は不要であるという論文が半分初期両方が有効であったという論文が半分どちらか結論は出ていないと私は認識しています。アレジオン点眼液が売れるのは間違いない。企業力と製品力さらに防腐剤などの添加物等目に見えない効果が期待できます。ただ少しお値段が詰まり薬価が気になります。第3相試験でオロパタジン塩酸塩に足して非劣性であった。第三層試験で非劣性でなぜ薬価がオロパタジン塩酸塩に対して高薬価なのでしょう。添加物にたいする評価あるいは臨床試験の仕方が誘発試験であったことに対する評価いろいろ考えられます。まあステロイド点眼液が嫌いな方は初期療法を行い、点眼が大嫌いな方或いは薬の服用がお嫌いな方はステロイドで急場はしのぎ落ち着いたら抗アレルギー薬を用いるとよい。色々な方がおられます。