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腰痛と松平浩先生

誰でも襲われる病気は多い。その中でも腰痛はいつでもだれでも襲われる。松平浩先生の腰痛の話は画期的です。松平浩先生は関西人の私はお名前も聞いたことがなかったが週刊誌等でかなり話題の医師だそうです。講演の最後は最後は検索サイトで「松平浩」で検索だそうです。今の時代腰痛にMRIは当たり前です。原因が特定できる特異的腰痛は15パーセントである。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が各5パーセントだそうです。最近の日本の腰痛ガイドラインで画像診断はルーチンに行うべきではないことになっている。原因が特定できない非特異的腰痛は85パーセントだそうです。日本のガイドラインセレコックスのWEBシンポジウムでやってましたが特に推奨されるのはGRADEAとされている。画期的なのは腰痛の発症と遷延には心因反応が関与することです。画像診断が必要な腰痛はガイドライン上神経症状がある、危険信号がある、保存的治療で軽快しない場合だそうです。心理的なストレスつまり周囲のサポート不足、仕事への不満、人間関係のストレス、腰痛に対する不安などがあります。ドパミン・オピオイド・システムの不具合が腰痛に大きく関与するメカニズムだそうです。セロトニンやドパミンの分泌不足が関与します。更にあひょうついの機能障害が関与します。私も浪人二年目の最後は腰痛で共通一次試験で敗北が決まりました。当時と今では診断も治療も全く異なります。治るまで安静よりも痛みの範囲内で運動した方がよいというのがいまの考え方です。ヨガがよいようですが新興宗教が怖い。