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アレジオンの講演会

アレジオン自体は1994年の発売です、アレジオン点眼液にはインバースアゴニスト作用があり、初期治療にもアレジオン点眼液は適しています。この時代のアレルギーの内服薬はアレジオン内服薬以外は不整脈で発売停止になっているものが多い。アレジオン点眼液の講演会に参加できました。講師は有名な高村悦子先生です。先生はわざとアレルギー学会専門医を取られていないそうです。アレジオン点眼液は優しい薬と位置づけられているようです。鶴見歯科大学の藤島先生も防腐剤が入っているが低濃度です。PHも6.7から7.3程度です。早く強く効く、目やにが減るなどのほかドライアイや小児にやさしい薬です。抗ヒスタミン作用とメデイエータ―遊離作用がありますがH1blockerha4財しかありません。CACをレボカバスチンとオロパタジンでは第2相で行っており第3層でCACを行ったのはアレジオン点眼液が初めてです。CACは抗原誘発試験のことです。今までは点眼液の臨床試験は環境試験でした、FDAではCACつまり抗原誘発試験はあたりまえです。一日2回でもなんとアレジオンは有用だからコンタクトレンズ装用者にも使えます。髙いのが弱点ですね。

東京眼科アカデミー参加しました

第7回東京眼科アカデミーに初参加しました。東京眼科アカデミーは抗加齢学会の専門医の単位認定と眼科学会認定専門医の単位認定がされていました。わかったことは眼科の普通の学会では聞けない話を聞こうというコンセプトの会でした。一日目遅刻して到着するといきなり細胞培養の話でした。同志社大学と京都府立医科大学の共同研究での角膜内皮移植で角膜内皮細胞を細胞培養で増やし前房内に移植することができるのですね。角膜クロスリンキンキングという円錐角膜の治療があることも知りました。2020年の付加価値眼内レンズ手術の話聞きたかったが終わった後でした。二日目はおなじみ食事運動そしてご機嫌のMRアンチエイジングの話が8時45分から始まりました。アンチエイジングではなくブルーライトの話でした。ブルーライトの有害性についての話でした。TAKE HOME MESSAGEとして目はカメラと時計の機能があるという話でした。更には体内時計そして普段専門医試験以来勉強していなかった病理の話、さらには皮膚科の話では手相の味方まで教えていただきました。眼医者とよく言われるが確かに目の話以外で有用な話でいっぱいだった。