小麦はイネ科の越年草です。小麦は心陰を増加させます。そこで心の虚熱を冷まします。更には汗を減らします。そして心気を増加させます。しん甘麦大棗湯は小麦、大棗つまりナツメ、甘草の3つの生薬からなります。なぜこれが薬か?さっぱりわからないけど意外と効くんです。甘麦大棗湯は潤し下降と軽度の収斂という方向性の漢方薬です。しょうばくってきかれて小麦を思い浮かべるのは漢方通です。ただ単に読み方を変えただけです。アレルギー時代に小麦は悪者です食物アレルギーを思い起こす悪者です。帰経は心です。つまりヒステリーや夜泣きに使えます。効能は安伸、清虚熱、止汗などです。自汗や寝汗には浮小麦がよいそうです。ぼれいつまりカキの貝殻、オウギ、麻黄根を配合して煎じや刻みとして牡蠣散として処方します。甘草は西洋役でいうと強力ネオミノファーゲンCやグリチロンと同じグリチルリチン製剤です。甘草は大量投与で浮腫、血圧上昇がみられることがある。しょうばくつまり小麦ははしんつまり心の虚熱を冷まし止汗します。最近意外と子供さんに人気です。