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こんな場合どうなるの

牛乳アレルギーがある人が牛肉を食べるとどうなるか?たまごアレルギーを持つ人が鶏を食べるとどうなるか?今の標準的考えでは大丈夫です。逆に何でもかんでも除去したらどうなるか。低栄養に陥ります。最近と言っても以前も一度ブログに記載しましたが食べて治す食物アレルギーというのが大きな施設を中心に行われ始めている。食物負荷テストをどこかで行わないとずうっと除去食を続けることになります。話は変わりますが私のクリニックが確定申告してしまったのに今日になり公費の保険証を提示されました。そしたら前回の診療でも公費医療の適応があるではないか?3割ではなく2割なのです。参ったなあ。患者さんは何も思っていない、さあどうする。レセプトをもどしてもらい、、三割と二割の差額を返金するのは当たり前です、税務の処理はどうしたらよいのでしょうか。新しい粘土の確定申告の対象にはなるそうです,面倒くさい。患者さんが保険証提示してくれなかったらわからない。所得が一定以上ある人に公費の保険証はお持ちですかと聞くのは失礼なような気がする。

シダトレン

シダトレンがどのような人に有効かですがスギ花粉症単独感作例です。特に40から50代の単独監査例に有効なようです。シダトレンの次は塩野義製薬と鳥居薬品の研究が進むダニアレルギーの舌下治療です。塩野義製薬もトリルダン以降アレルギー学会ゲイってもアレルギーの検査試薬の方が力が入っているように思います。シダトレンはスギ花粉のエキスを口の中に入れて体を花粉症に鳴らしてゆくものです。一割が根治するそうです。7割が症状が軽くなる。痛い皮下免疫療法でも聞かないものが舌下免疫療法で聞くなら夢のようです。更に鳥居薬品は今よりも利便性が高い錠剤タイプの舌下場の開発を進めているとのうわさがある。注射の免疫療法は痛みリスクつまりまれながらショックのリスクがある。通院が面倒であるなど続かない原因が解消されるかもしれない。しかし、不思議なもので薬を多く処方すると患者さんが真面目に取り組むかといえばそんなこと決してない。むしろズーット2週間にしてほしいという声も聞かれます。治験でも同様の結果だったようです。一年間はとりあえず2週間の処方になります。

花粉症

花粉症に漢方薬は有用です。100パーセント眠くならない。花粉症の中でもスギ・ひのきはは100㎞から500㎞の飛散がみられる。雨が降れば落下し風が強いと風に舞う。草の花粉は100m程度です。草の花粉は近くに近づかないと症状が出にくい。OTCの薬が充実しているのが花粉症です。しかし、点鼻薬はOTCのものは危険です。血管収縮薬が入っています。癖になります。鼻づまりに対して血管収縮薬を鼻に入れると一時的にすっとする。然し血管はリバウンドで帰って拡張する。すると却って鼻づまりはひどくなる。だからOTCの点鼻薬は危険です。OTCとはover the
counterの略号です。カウンター越しに販売するからOTCと呼びます。最近は値段は別としてアレジオン、アレグラなど第二世代の抗アレルギー薬も販売している。ただ点鼻薬は一日一回の鼻噴霧用ステロイドが多用されている。これは薬局では販売されていません。鼻づまりに特に有用です。鼻噴霧ステロイドも眠くならない。飲むステロイドのイメージが悪いので嫌な人にはいやなようです。