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誤解とアレルギー

スギ花粉症の時期になりました。ヒスタグロビンの注射がよく効きわが子は昨年までと違って座って寝ることがなくなっている。しかし、予防接種の何倍もいたそうだ。SLITのシダトレンが話題ですがSCITしかない時代に一年がバッタが全く効果がなかった、そこでヒスタグロビンに切り替えた。ヒスタグロビンは血液製剤です。未知のウイルスで病気になるやもしれないというICを十分にして毎週そして最近は毎月痛い皮下注射を行ってきました。このまま効果が続けばよいと思います。妊婦さんは除去食を積極的に行うべきであるというのは過去の誤解です。今は経皮感作という考えが主流になっています。ステロイドは恐ろしい薬であるから使うべきではない、ガイドラインではアトピー性皮膚炎や気管支喘息の標準治療はステロイドの局所投与です。漢方薬は標準ではありません。最近小児に対して吸入ステロイド薬が1.2cm身長が伸びることを障害するという報告がされマスコミを騒がせている。ニュー〇○テーションでステロイドパッシングしたためステロイド外用薬は悪魔の薬となった時代がある。マスコミの影響は大きい。シダトレン品切れという事態はないだろうか?今日の夜はSGLTの勉強会と子供ちゃんのお迎えです。〇会模試で一回点数がよいぐらいではPCは買わないよ。毎日コツコツと学生の本分である学習をすることです。そしたらPCはサンタさんがくれますよ。

インフルエンザウイルス

世の中ではかなりインフルエンザウイルスB型がはやっているようです、一時子供の学級で欠席者は10人まで増えました。校区内の学校の場合、家庭の中で感染したことが考えられる。しかし、遠方の学校では地域で学級閉鎖が出ているかどうか関係ない。授業が遅れることを危惧して週末にインフルエンザと診断されても週の初めにはノイラミダーゼ阻害薬を用いることで平均2.5日たつと解熱してしまう。逆に言えばどのノイラミダーゼ阻害薬を用いても2.5日は解熱しません。つまり、速い速度と深度の深い授業にたいして授業を休むことに不安を抱き週の初めに登校するお子さんがいることが予想される。うちの子と職員の子供を含め5人以上の子供がインフルエンザに2シーズン連続でかかっていないところを見ると絶対に今年のワクチンは当たっていると考えられる。昨年のワクチンは当たっていたが製造過程で変異したと聞くが1部の会社は卵の中で変異しなかった可能性がある。明日は高校入試です。今日の昼休みは保護者会そんな日に限り患者さんが来て下さる。眠い保護者会だった、うちの子は学年末考査やっと終わりました。〇会アドバンス模試の結果が返ってきて一定の成績だったのでPC買ってというけど怖いのは保護者同伴の成績不振者対象校長室への呼び出しです。PCばかりの人生より何かをつかんでほしい。保護者会にいるはずの知り合いの医師がいないのでメールを送るとインフルエンザで倒れているとのことでした。姫路の中学受験の偏差値異変が起こっていた、神戸のK中学通ったけどいかない子がいるがR4偏差値6も下がっていた。

慢性副鼻腔炎

普通、副鼻腔炎というと好中球性の副鼻腔炎です。概念が確立していませんが好酸球性の副鼻腔炎もあります。副鼻腔炎というというと上顎洞優位で副鼻腔粘膜と鼻茸に好中球の浸潤を認めます。好中球浸潤がみられます。抗生物質のマクロライド少量療法を行うこともあります。アレルギー疾患では特に気管支喘息では好中球性はなく好酸球性副鼻腔炎と密接であるとされています。欧米では慢性副鼻腔炎は主に好酸球性副鼻腔炎が多いとされ値ます。今や鼻アレルギーガイドラインから鼻噴霧ステロイドをアレルギー性鼻炎に用いることは当たり前になっております。鼻噴霧ステロイド薬は液体だけでなく粉末も発売されています。好酸球性副鼻腔炎は概念の一部が未確立です。末梢好酸球の増加と気管支喘息を認め上気道と下気道のの好酸球性炎症がみられます。成人に多く発症し非アトピー型喘息とアスピリン喘息をよく発症するとされています。アレルギー性鼻炎の合併はむしろ少ない。血液中と粘膜のECPが高値です。画像的には上顎洞ではなく篩骨洞の病変が主体です。中鼻甲介が主体で両側性の浮腫性病変が主体です。好酸球性副鼻腔炎ではステロイドの全身投与が有効とされています。喘息の合併は好中球性と好酸球性で差が無いようです。