スギ花粉症の減感作療法つまり舌下免疫療法SLITのe-learningが終了し西川クリニックを登録いたしました。エピペンのインターネット講演会に続けて一気にe-learningも行いましたそして15問のテストも一発合格しました。ノルスパンテープのe-learningに比べたら簡単でした。これで6月が来るのを待つばかりです、3から5年かかり絶対治るという保証のない治療です。薬価もまだ決まっていない。最初の一年は本人さんが2週間に一回は診察に来ていただく必要がある。医療機関にとって面倒で再診料と外来管理加算と処方箋料しか算定できず儲からないのはわかっています、しかし患者さんにとってはスギ花粉症を根本から直そうという治療法です。本人いかないと薬だけでないんですかと電話をかける方には向かない治療です、最初の一年は2週間に一回、その後は最低1年に一回受診する。スギ花粉を根治する気のある方だけが受ける資格のある治療法です。無診療投薬は保険医停止5年の処分を受ける行為です。診察室に入らず薬だけを処方しているのは違法行為です。近畿厚生局的に言えば保険診療の療養規則違反です。気管支喘息が重症の方にはあまり向かない治療です。スギ花粉と喘息以前は関係ないと言っていたが最近聞いた講演会でスギ花粉と喘息は関係あると聞きました。グリセリンが添加物に入っているので違和感を感じる人がいるそうです、12歳にならないと保険適応にはならない。過敏性亢進がみられる今の時期には毎年中止することになります、多分一年では何の効果もない人が多いのではないだろうか。痛い注射をしたわが子の例から私が予想するところです。エピペンの講演で2本出るかどうかも厚生局に聞きましょうと言っていました。厚生局とは昔の社会保険事務所のことです。薬だけというのは存在しないのです。ドラッグストアではありません。