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もっこすのラーメン

神戸大学のシスメックホールに久々に行ってきました。前回は台風のなか東洋医学会の講演会でした、今回は喘息死ゼロ作戦の講演会です。喘息死は確実に減っています。小児科では吸入ステロイド群で身長が1.2cm伸びなかったと注意喚起されてますがなかなか難しい問題です。昨年は県医師会会館で行われましたが今年は神戸大学です。もっこすの大倉山店のラーメンも楽しみです。今はラーメンタローもできている。しかしタローなら姫路にもある。講演会が終わったあと一人もっこす大倉山本店へへ行きましたよく空いてました。但しラーメンは700円になっていました。阪神淡路大震災の後早くから暖かい暖かいラーメンを提供してくれたのがもっこすです。私は中山手〇丁目あたりにいたから元町のもっこすでも大倉山本店でも歩いていけました。震災後は毎日眼科外来のソファーで寝ていました。月曜日にぼうぜ汽船に乗りメリケンパークから坂を歩いてあがる生活でした。南京町を通ると汁ビーフンを無料でふるまっているときもあった。当時は600円はしなかった。心温まるラーメンでした。細麺で器の回りにたくさんチャーシューが載っています。これでラーメン?ではチャーシュー麺はどんなにすごいのかと最初に行ったときは思いました。なんでも値上げの時代だから仕方ない。

ノルスパンテープとシダトレン

ノルスパンRテープの処方についてメールが送られてきました。内容は登録された医師が代診を立てたときは代診医がノルスパンRテープを処方するには同じ量のノルスパンRテープの処方で同じ患者さんであってもノルスパンRテープを処方するにはe-learningを受けた登録医でなければならない、さらには代診医はノルスパンRテープの処方予定施設つまり登録医療機関を追加する必要があるということです。ノルスパンRテープはオピオイドであり慎重な対応が必要であるという確認メールのようです。シダトレンもアレルギー学会や耳鼻咽喉科学会の講習会を高額な学会費の上に受講費を支払いそのうえでさらにe-learngが必要なうえにノルスパンテープのような痛み・疼痛に対する即効性がない。すると患者さんが無診療投薬を希望するのは目に見えています。厚生局ももっと保険医停止5年になる無診療投薬について広報してほしい。シダトレンにはアナフィラキシーを起こした時の紹介病院一対一対応でまで登録するシステムになっています。厚生労働省からいろいろ薬の承認事項が付いてくる時代です。

4月からの入院白内障手術

4月から消費税が上がるがそれとは別に診療報酬が改定される。DPCの病院の眼科で白内障手術で大変不便なことが起こるそうです。3月までの要には両眼の白内障手術を一緒にはつまり一回の入院ではできない様になるそうです。一週間以上あけて短期滞在手術基本料3に算定されすべて包括化されます。入院でのDPC病院の白内障手術が入院日数にかかわらず手術料を含め算定されるようになります。両眼の白内障手術を最低一週間に間隔をあけて両眼の手術を行うことになります。今まで1週間の一回の入院で両眼の白内障手術できたのが包括化医療の導入で面倒になります。開業医にとってはDPC病院への入院での手術をお勧めしにくくなります。確かに片眼が落ち着いてから手術する方がよいですよね。或いは思ったほど見えなかった場合にやっぱりやめたと患者さんは言いやすくなります。どちらが患者さんにとって良い制度かわかりません。

郵送

コンタクトレンズの郵送で痛い目にあいました。メーカーから代理店経由でコンタクトレンズを郵送してもらったところ宅急便会社さんが毎日ご不在連絡票を入れたにもかかわらず受け取る意思表示がなかった。着払いで送ることは代理店に帰るにも料金がかかる、コンタクトレンズを扱うことは大変なリスクになっている。コンタクトレンズを送るということは信用あるいは契約が成り立っていることを意味する。その人が何もなかったように再び診察に来られました。代理店に連絡したがもう一度そのようなことをした方には送れないとのことでした。こまったなあ。そこからどうなったかは想像にお任せします。代引き手数料の二倍を取り返すには大変な努力を要するみたいです、他のお子さんの受診にお越しになったついでに近くの医療機関でアレルギーの採血をしてくれないからここでアレルギーの採血をと希望した人がいます。珍しく混んでいるのになあ。小さい子供だから面倒だが仕方ないと思ったら今度は保険証ががない。昔来たことあるんですけどね。と言われても乳児医療があるか、資格喪失していないかわからない、今度は保険証を持参して来院されました。帰りがけに結果は郵送してね?人間ドックかなんかと勘違いしていますなあ。便利になりすぎています。

ロコテイブ症候群

平成19年日本整形外科学会はロコモテイブ症候群を提唱しました。以前にもこのブログでロコモテイブ症候群つまりロコモを紹介しました。ロコモは運動器症候群という日本語で表現されます。物人が超高齢化社会の影響でわが国にでは4700万人のロコモがおられるそうです。平成22年には500万人にも及ぶロコモがおられるようです。75歳以上の3人に1人が要介護者だそうです。運動器を超高齢医者の到来とともに長く使用する必要が生じています。一方眼科にはこれという慢性疾患が少ないことが眼科を目指す研修医を一気に減らしています。なかなか魅力を感じない時代になっています。眼科には岐阜県多治見市で行われた多治見スタデイで70歳以上の10人に1人が緑内障であるとのデータが出ています。目という感覚器が介護保険の適応になったとき緑内障の人は低く評価される。運動器がロコモなら感覚器である目の病気や障害も〇○症候群という発想があればよいともいます。ロコモで整形外科は新しい時代ですが眼科も緑内障が70歳以上で10人に1人と多いことを受けて何提案してほしい。