昨年にくらべてB型インフルエンザウイルス感染症は卒業式など多方面で影響しています。昨年インフルエンザウイルス感染症に注射という治療の選択肢があるとテレビで宣伝して叩かれていた製薬会社があったらしい。私はテレビ見ていないから広告について知らない。私個人としてはインフルエンザウイルス感染症にラピアクタという選択肢があり確実に小さなお子さんやご老人に投与できることは素晴らしいことだと思います。ラピアクタの添付文書を見てもインフルエンザウイルス感染症にノイラミダーゼ阻害薬を必ず使わなければならないと限らないという記載がなされています。つまり原文ではA型またはB型のインフルエンザウイルス感染症の患者すべてに必須ではなことを踏まえると記載してあるではないか。かといって解熱までの時間は他のノイラミダーゼ阻害薬と変わらない。確実に血管に入るのはラピアクタです。B型は予防接種もノイラミダーゼ阻害薬も効きにくい。昨年のように5月にはやれば効果が切れたと理解されるが今年のように早めの流行はインフルエンザウイルスの予防接種をしたのに罹ったといわれやすい。