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塩化ベンザルコニウム

PFとはPRESERVATIVE FREEの略です。PFは塩化ベンザルコニウムが入っていないから大好きな点眼液です。中味はジェネリック扱いなので安価です。目のことだから、大切だからとおっしゃる患者さんは多い、まぶたも大切にしてほしい、ものすごくたくさん点眼をこぼす患者さんは多い。まぶたにこぼれるとかぶれる曜日バルト説明する。患者さんにとっては点眼液は安全であるとか点眼液ぐらいといった考え方がある。塩化ベンザルコニウムが配合された点眼液は多い、意外と知られていません一般名処方を十年以上前に行ったら点眼液はジェネリック率が高かった。点眼液は容器が大切です。しかし中身もいろいりあることを忘れている方が多いように思う。花粉症のアレルギー性結膜炎でステロイドを誤解している人が多い。ムコスタ点眼液は若い人には苦いと嫌がられます。寝る前の点眼が朝苦いといわれることもあります。苦くて食事がまずいといったものもある、これ胃薬ですよ、良薬は口に苦しと言いますがムコスタ錠の秘密はココにあったんだ。これは私の中の常識ではした。塩化ベンザルコニウムが配合されていないから眼瞼炎が起こりにくいあるいは起こらないかについて関心があった。とうとう今年二月に眼瞼炎を経験しました。塩化ベンザルコニウムが入っていないヒアレインミニ点眼液においても眼瞼炎は経験済みですから!もしません。懸濁液には容易ところ悪いところがあります、ステロイドなら外眼部に聞かせるには懸濁液が効果的、白内障術後には懸濁液は向かない。懸濁液とかゲル化製剤はうまく使えば効果的です。

カラコン

カラコンを先日、高校の学校検診でチエックしてみた。カラコンチェックは時々やります。生徒指導の先生にとってはカラコンは風紀上悪いことです。だいたいカラコン装用者は生徒指導の先生も把握しておられます。最近粗悪品のカラコンがカラコンショップやドラッグストアのようなところで販売されています。粗悪とはちょっとこするだけで色が落ちる韓国・台湾製からの輸入品である、当然国内未承認で、反社会的勢力にお金が流れることもあるでしょう。良いカラコンなんてないが仮にあるとすれば国内承認にカラコンです。カラコンがなぜ悪いかというお話を高校の先生数人にお話ししたところ熱心に聞いてくださった、色がつくと酸素透過性が低い、色落ちがするという弐点を加えたら風紀つまり生徒指導に役立ちますよとご説明申し上げました、エピペンの話もよいがカラコンの話もよい。しかし最近の小学生のオルソケラソロジ―も問題です。近視とは眼軸長が長いことが問題です、それをオルソケラソロジ―を魔法の治療のように思っている、オルソケラソロジ―は20歳を過ぎてからという眼科のガイドラインが無視されているようです、アカントアメーバ角膜炎や夜間の視力低下など重大なトラブルもあるようです、その陰にあるのは保護者の存在です、メガネをかけさせたくない症候群やスポーツの指導者の助言だそうです。小学生でガイドラインを外れたオルソケラソロジーが多いのは大きな問題です。子供の目は成長しています、そして眼科医や処方医は訴訟になったら不利です。寝ている間にコンタクトレンズを装用するということを小学生にさせるの反対です。うちは小学生や中学生ほとんど来ないからあえて助言しておきます。学生や生徒・児童の本分は何かという問題です。