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タダラフィルの保険適応

タダラフィルが前立腺肥大症の薬として保険適応を取得しました。タダラフィルはもともと全額自由診療のお薬です。タダラフィルを保険診療を行い処方するには尿流測定検査、残尿検査、前立腺超音波検査などの実施年月日をレセプトに記載することになっている。早速電話でいつもお越しの患者さんが尿が出にくいがよい薬ないか?ときた。タダラフィルがほしいんだ。ダメだよ保険適応でタダラフィルを処方するには保険のルールがあるんだよと思いながら泌尿器に行かないとタダラフィルは保険では処方できませんとお答えしました。厚生労働省も厳しくしてほしい、生活保護の方が向精神薬を売るようにまた何か悪用する人がでないため厳しくしてほしい。泌尿器科の審査員の先生方に頑張ってほしい。前立腺超音波検査ぐらいならいろいろなところでできる。アコファイドに内視鏡などの器質的疾患を除外する検査が必要であるように厳しくしてほしい。保険診療をドラッグストアと間違っている人が増えている。薬だけとか、本人がいかなければだめですか最も基本的なことである。ナンセンスな質問が多すぎる、保険の療養規則違反である。自由診療を行うと医賠責が効かなくなる訴訟リスクは大きい。予防接種にはまだ保険がつくが定期予防接種に比べ額が低い。消費税を払ってまですることはない。

3種混合ワクチン製造中止

三種混合ワクチンが製造中止になっていることをご存知ですか?私のところもワクチンの在庫を置かないようにしている。ワクチンは行政に振り回される。武田薬品の三種混合ワクチンが急きょ3月に製造中止のお知らせをMSさんからいただきました。今後どうなるか?三混と不活化ポリオがそれぞれ一回以上残っていたら4種混合ワクチンに切り替わるそうです。三種混合ワクチンがある今ですよ。不活化ポリオをうってしまっている人は今ですよということになります。野生株の4種混合ワクチンがでてくるとみんなそちらに移行するから今のうちに大損しないうちにワクチンを接種しようというのでしょうか?まなものは返品不可の原則でどんな管理をしているのかわからないため返品できません。3種混合の接種が残り一回、不活化ポリオが残りゼロ回なら四種混合ワクチンを定期予防接種はできません。四種混合ワクチンは自費になりますだからいまのうちに三種混合ワクチンを接種しましょうということらしい。市場に三種混合ワクチンがあるうちに不活化ポリオワクチンとともに接種するか四種混合ワクチンを接種するか。

男の子の色覚検査

2003年小学校4年生の色覚検査は任意検査となった。色覚異常のおすすめ検索キーワードはパステルです。一度検索してください。或いは滋賀医大眼科のホームページをご覧ください。おひとり一時間の枠をとって色覚外来をしておられるそうです。お金にならないから民間ではできないことです。結構役立ちそうです。男の子は20人に1人色覚異常がみられる。児童や生徒には視力検査は毎年行われています。そして私立の学校なら検診日に欠席したら眼科に定型の用紙を持参し直接検査にお越しになります。公立学校でも熱心な学校はクリニックまで生徒を先生が眼科健診のために車で連れてくる。ねっしんな学校もある、クリニックの方が機械もある。ついでに色覚検査もしたくなるが国が決めたことには逆らえない。女性はXX染色体なので同じXを二つ有するから保因者になることが多く発症しない。カウンセリングができる病院はないか色々な眼科の業者さんにうかがうが私が知っているのは東京です。儲からない仕事です。更には治療法がない。占いや精神科のカウンセリングで5000円から10000円はする。自費で色覚相談となるとかなりの額になる。しかし、治ることがない。むしろ後世に遺伝子が残る。ましてアノマロスコープがあるところが少ない。以前〇ッセイ薬品のMRさんに一冊が2から3万円の色覚異常の書物を貸したらボロボロになって帰ってきた。色覚の書物は色が大切です、手の汗で色が変わる変色します。色が変化するので書物を貸し出すのはやめた。今は書物よりもネットで見てもらっています。今日も学校健診です。昔なら石原式で小学4年生を調べていました。