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白い尿が出た

白い尿がでたらどうしますか。見たことない方ならびっくりされるでしょう。膀胱の中でバイオフィルムという細菌が作る膜が剥がれ落ちたもの様です。尿道カテーテルという異物が入ったらおこりうることのようです。私はこれまで何度か見ました。バルーンをできるだけ頻回に交換し膀胱洗浄は生食単味でくりかえす。マッサージをしたり外出したりなんか刺激や振動があると突然白い尿が出る。周りは行く先々でびっくりする。医療機関が休みの日に起ったりするとびっくりします。家でみる在宅医療は限界がある。厚生労働省が目指す昭和20年や30年台に帰るのは大変です。職員の採用も同じです。どこの面接でもお子さんが病気の時どうしますか?という話になるようです。最近は何処も最低限の人員で回っているのでシフト決定後は職員間での交代ということで穴が開きにくくしているそうです。雇用のミスマッチと言われて長いが働きたいけど働けない。雇いたけど雇えない。急な発熱などの病気は育児では避けて通れません。産休や育休も同じです。法律だけ整備しても空回りしている。就業規則で当日有給不可とかシフト決定後の有給なしとかなってれば難しい。

眼科に未来はない

多くの眼科医が眼科に未来はないと考えている。最近、新臨床研修システムが始まり大学病院の眼科に研修医が5人もいないのが当たり前となっています。私の時代は10人以上いた。多くの診療科目のなかで眼科って診療報酬が下から3番目だそうです。これといった指導料がなく話をいくら聞いてもお金にならない。内科でも皮膚科でも指導を行えば診療報酬になる。だからゆっくり話を聞くわたくしのところには固定した方がおこしいただける。日本の医療は流れ作業で検査をしないと儲からない。今回の診療報酬改定でも白内障以外の手術特にレーザーは大きく下がった。眼科狙い撃ち、さらに白内障手術を守るため他の手術料は軒並みダウンしています。眼科医会の幹部で日本医師会の幹部が参議院議員に立候補して通ったのに眼科は未来がない。私も過疎地にゆき漢方内科をやってみたい。なぜ漢方眼科化、医師会の力です。兵庫県では日本の子午線明石で医師会の力は変わるようです。眼科には機会が高いという致命的な弱点がある。更には指導料のような発想がない、そこに抗VEGF抗体の出現で他の保険点数が削減されている。眼科医の子供は眼科を選択しない。