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OCとLEF

ピルは避妊治療に用いるときOC,ホルモン剤として内膜症などの治療に用いるときLEFというようです。以前ヤーズについてブルーレターが出ていました。メールで来てました。ホルモンもステロイドの骨格を有します。話は全く変わりますが最近アデノウイルス感染症が姫路市内で流行しています。わたくしのクリニックは大人のクリニックなので子供さんは非常に少ないがアデノウイルスは手から手へと感染します。アデノウイルスはのどと目に臓器特異性があるようです。今度の日曜日は急病センターに出務です。いやだなあ。はやり目やプール熱をもらわなければよいがと危惧します。アデノウイルス感染症にはキットで7割診断できますがとにかく痛い。結膜をこするのが痛い。咽頭結膜熱と流行性角結膜炎どちらもはやっているそうです。手袋はいて診察するのはどうもなじまない。はやり目はウイルス感染症ですがステロイド点眼液を用います。ステロイドは免疫抑制作用があります。ウイルス感染になぜ免疫抑制が必要か?後遺症合併症の予防が目的です。角膜に星が入ります。予防にはステロイド点眼液が必要です。フルオロメトロン製剤では弱い、リンデロンでないとなかなか効かない。一週間ブログをわざと更新していませんが毎日に200以上のアクセスです。毎日更新すれば400アクセスえらいことになってしまった。

薬出せるだけ

最近ネット上での話題として薬出せるだけ多くという患者さんが増えた。どうしてますかというのがありました。先日私も同じことを言われました。一か月分処方しました。そのあと処方薬がないからもう一度欲しいと連絡があった。このような紛失に対して保険診療の療養規則では自費診療を行うことになっている。もし院外処方で国保連合会や社保支払基金から査定されたらどうなるか?医療機関がすべて減点され損をする。西川病院〔医療療養型病棟〕で入院中の患者さんが薬をなくしたと言ってきたので紛失は自費ですよとお伝えすると「もうええわ」とおっしゃった。医療機関は薬屋ではない。まして査定が入ると処方箋料、調剤料、薬の薬価すべて医療機関の診療報酬から原点つまり減額される。調剤薬局は何も痛くもかゆくもない。医療機関にとって特に私の領域では長期処方で医療機関が得することはない。紛失は給付の対象外と言ってもわからん患者さんもいる。ところで遠方からエピペンの処方に来た方が先生なんで薬ここでくれんのや?「くれるところもあるやろ」と言われた。あの人たちの給与はわたし達患者さんが払っているのねと言われてしまった。欲しい薬もらえるというキャッチコピーも古くなっているようです。どっちがよいのでしょうね。