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うつ病

労災認定されたうつ病が2年連続40人を超えた過去最多の昨年に次ぐものです。最多は30歳代、つぎが40歳代、さらni20歳代と続いたそうです。過労自殺、脳心疾患に過労死が多くなっている。自殺も労災認定を受けるかどうかで全く異なる。うつ病で休職中に海外旅行といったケースが増えているそうです。これを防ぐには契約書しかないようです。これも新型うつ病の一種と私は考えます。期間の定めがある職員を雇用し残った職員ががんばる職場をほって海外旅行は普通ではない。産業医学振興財の講演会でいつも楽しみにしているのはメンタルヘルスの実習です。中小企業ほど産業医がしっかりしないといけない。産業カウンセラーや産業看護師がいないからです。うつ病では抗うつ薬を残しベンゾジアゼピンの睡眠薬をまず減量するのが今の流れです。ベンゾジアゼピンはなぜよくないか?すぐ効くが効果がすぐきれる。抗うつ薬はすぐには効かない。ある抗うつ薬で一万分の1という副作用がJという抗うつ薬で発現した患者さんが来られた。薬は皆毒、できれば漢方薬でという気持ちよくわかります。ベンゾジアゼピンの依存性は怖いです。エチゾラムことデパスはデパ中という言葉まである。

系統中医学講座

朝6時の新幹線で日帰りで本家御茶ノ水の系統中医学講座を受講してきました。9時3分には東京駅です。会場が系統中医学講座発祥の地であるお茶の水に今回から飯田橋から変わりました。ニコライ堂の向かいです。10時に鐘が鳴るはずですが聞こえませんでした。気血水というのは普通の日本漢方です。系統中医学では気津液血です。反対から読めば血液津気です。かなり濃度が濃いいないようです。清熱薬について学びました。石膏知母の白虎湯で冷やすのと黄連解毒湯でひやすいことはどう違うか?仙頭先生に質問してみました。清熱瀉火の白虎湯で冷やすことは氷で冷やすイメージだそうです。清熱解毒の黄連解毒湯で冷やすのは抗がん剤や抗生物質で冷やすイメージだそうです。ところで石膏は辛大寒の薬性があります。辛味は発散する性質をもちます。しかし、粛降作用があるとテキストに記載されていましたのでご質問させていただきました。大寒の方が辛味に勝るようです、充実した一日でした。来週は広島で瀬戸内コロッシアムがあるため関西系統中医学ではなく東京で受講しました。