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オレキシン受容体拮抗薬

新しい薬オレキシン受容体拮抗薬をご存知ですか?3連休の初日オレキシンを発見した大学の先生の話を聞きました。ナルコレプシーとオレキシンは大きな関係にあります。REM睡眠にすぐに入る状態がナルコレプシーだそうです。YOUTUBEにナルコレプシーの動画はいっぱいあるそうです。生活習慣病とも関係が深い不眠症、ふたりの日本人が発見した期待の新薬オレキシン受容体拮抗薬のベルソムラの説明会に精神科の医師に混ぜていただき参加させていただきました。マイスリーの人気が高い領域ですがベンゾジアゼピンでも非ベンゾジアゼピンでもない新しい不眠症治療薬です。ロゼレムは一か月服用がいる。ロゼレムは即効性がないがオレキシン受容体拮抗薬は即日効果を発揮するそうです。デパス、ハルシオンはすぐ依存になるから漢方薬にしたいと思っている人は多い。意外とその気になれば漢方薬により減量できるものです。帝京大学の新見正則先生の講演を聞いてより実感しました。プラシーボでも3割に有効と昔から言われます。一か月飲んだら依存性ができる薬それがベンゾジアゼピンだそうです。2次性不眠症には使えませんがベルソムラは日本発の薬です。

舌下免疫療法の講演会

11月1日はあいにくのお天気ですが舌下免疫療法の講演会に参加してきました。講師は国立大学の有名教授でした。鳥居薬品が舌下免疫療法の講演会を一切しないため為利益相反がないメーカーがスポンサーでした。アレルギー学会決して専門医の単位付きですが私は更新手続き中のため関係なくスギ花粉の舌下免疫療法を希望して訪れる患者さんに少しでも情報を発信するため講演を聞きにゆきました。二週間に一回の受診は甘くないが患者さんにとって金銭的負担は軽い。シダトレンの薬価を見たらびっくりするほど安い、鳥居薬品が発売延期にするのもガッテンです。ガッテンでは30から40パーセントが完全に薬不要になるという話だったが講演の中では20派セント程度だとの話でった。ただし、教室の研究費でなされた臨床研究のためCryj1の使用量は少なかったそうです。5年頑張ってスギ花粉症の舌下免疫療法に取り組めば治療終了後5年間は楽になるとお話しされていました。SLITは今までなかった治療です。マルチアレルゲンに反応する人はスギがよくなれば3人に1人は他のアレルゲンに対して改善するそうです。SLITで一旦よくなった人にスギ花粉がでればまたその時再開すればよいそうです。鳥居薬品の研究とは違うのが点眼薬は5年舌下免疫治療をして必要だったそうです。また、口がかゆければ抗アレルギー薬を服用するそうです。kな水鼻図まりに有効だったそうです。子供は部活動がある、舌下免疫療法をするか夜するか微妙です。