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減ったインフルエンザワクチン接種者

世の中不況です。今年は全国的にどこもインフルエンザの予防接種希望者が減っているそうです。その原因は分かりませんが不況が最も考えられます。私のクリニックは人手不足なので助かっています。漢方薬希望の患者さんともゆっくり向き合えます。考えられる理由は10月から水痘・肺炎球菌の定期予防接種化が実施された。生ワクチンだから接種が遅れた。消費税が上がり不況が続く、どうせ予防接種してもかかる、今年のインフルエンザワクチンのA型が当たりだったので油断しているなどいろいろあります。誰もわかりませんが製薬会社の方が売れないとぼやいています。豊富に用意したインフルエンザのチメロサールフリーワクチンも余っている。。消費税課税業者になっているので予防接種が減ると助かります。来年も同じです。いわゆる扶養の範囲内で働くようなものです。自費収入は少しでよいです。ひょっとしたらインフルエンザウイルス感染症が昨年より流行するかもしれない。点鼻生ワクチンはいつ導入されるのでしょうか。生活保護の方がなぜインフルエンザワクチン無料なのか納得いかない。支給されたお金から生活保護の方はインフルエンザ接種費用を負担すればよい。税金も払っていない。国民年金の方が弱者です。

アレジオン点眼液などアレルギー薬の変化

アレルギーの新しい薬の話ではなく発売から一年たつアレジオン点眼液の話です、使用期限は2から3年になります。アレジオン点眼液から塩化ベンザルコニウムが除かれ代わりにリン酸水素ナトリウムとホウ酸が代わりに入るそうです。添加物を何か抜くと代わりに何か入れないといけません。すべての患者さんのためになるかどうかは別ですが参天製薬だからできる技です。リンデロンVGクリームも開口式から閉鎖式になり開封針がつく様です。私自身はリンデロンVローションは使いますがVGのゲンタシンが耐性菌が多いので嫌いです。アミノグリコシドはどうも使いにくい。PFつまりpreservative freeは点眼瓶の改良で存在していましたが今回は添加物の変更です。インフルエンザワクチンのチメロサールフリーも妊婦用に開発されたが子供に対する接種希望者が多い。シダトレンは姫路では普及していないようです、聴くところによるとスギ花粉エキスの皮下注射はシダトレンより安いそうです。効果はどちらか結論は先送りです。添加物はアレルギーとは密接な関係です。

ベルソムラがいよいよ出る

ベルソムラがいよいよあす発売されるそうですね。ベルソムラには2剤型ありどちらも置かないといけないから大変ですね。ベルソムラは日本発の薬です、そういえば12月1日に発売のROCK阻害薬も日本での発売のみだそうです。ベルソムラはわが国が世界的に突出するベンゾジゼピンや非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の使用量を減らすことになるのか、ロゼレムに比べて1日目から有効であると聞くと期待してしまう。うつ病や不安障害での不眠障害での2次性不眠に対する地検は行われるのでしょうか?夜間の途中覚醒での平衡機能はどうなのか?減量や中止による再発性の予測に関する研究、不眠症のcomobidity、QL指標へのインパクトの検討等検討課題もいろいろあるそうです。反跳性不眠があるそうでマイスリーからの切り替えには慎重にしないといけないそうです。ベルソムラに依存性がないのは何とも魅力です。しかし漢方でもベンゾはやめられる。プラセボでも3割は効く。心がベンゾに依存している人が多い。睡眠薬においてはすぐ効いてすぐ切れる薬はやめた方がよいそうです。