記事一覧

2015年のスギ花粉飛散

2015年のスギ花粉飛散について日本気象協会の筒井幸雄さんのお話を聞きました。筒井幸雄さんの講演は4年連続です。毎年寒い日だそうです。日本気象協会筒井と申しますとごあいさつされた後お話が始まりました。結論から言うと近畿地方ではスギ花粉症の方には過ごしやすいようです。製薬会社にとっては苦戦だそうです。昨年の夏は9まで梅雨の様でした。一方日照時間は少なかった。気温は例年並みでした。花粉を形成する3条件は日照時間、気温、降水量の3つです。シダトレンが始まったばかりで花粉飛散とアナフィラキシーに因果関係があると聞くので心配していましたが昨年並みでよかった。昨年は患者さんの症状がずいぶん軽かった。漢方薬単独でもずいぶん行けた、あるいはエリザスやナゾネックス点鼻薬の併用で眠くないだるくない花粉治療ができた。後はこの冬の温度変化が大きく関与する。寒いと花粉飛散が遅れる。今年は暖冬の予想であったが随分寒い。一寸先は闇です。シダトレンによる舌下免疫療法が盛んな関東は昨年に比べスギ花粉の飛散が増えるようです。その前にA香港型インフルエンザの流行が怖い。