配合剤を点眼液で用いる一番のメリットは防腐剤や添加物が眼瞼につくことを避けることです。タプコム点眼液は1+1は2だそうです。チモロールとタプロス点眼液の配合剤だから当たり前かもしれない。しかし従来の緑内障点眼薬では配合剤は1+1は2ではなく1+1=1.…だったそうです。ゲル化剤のチモプトールXE点眼液とタプロス点眼液なら1プラス1が2になるのは理解できるが普通のチモロールとタプロスを混合したら1+1が2になる。不思議な気がする。私はまだタプコム点眼液もグラナテック点眼液も処方したことがない。しかし、正月を前に処方をかえたくない。グラナテック点眼液も使ってみたいしかし充血を気になさる方には怒られそうです。新薬が年末にでるのは毎度のことです。昨年はアレジオン点眼液が新登場でした。グラナテック点眼液の発売記念講演会は新年早々に行われるそうです。会場の都合か全く新しい緑内障治療薬か?どちらの影響かは分かりません。グラナテックはチモロール化PGとの併用薬という位置づけです。充血が2時間続くというが患者さんにはどう映るでしょうか。年末には新しい薬は使えません。合わなかったら患者さんに迷惑です。