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非ベンゾジアゼピン系睡眠薬

漢方薬で睡眠が可能となることを目指して診療しております。EBMのレベルが大変低い。バルビツール酸誘導体は自殺リスクがあり、大昔にMRIをとるときにラボナを使ったことが最後です。非ベンゾジアゼピンが好まれるが相変わらずベンゾジアゼピンも多用されており日本は世界一のベンゾジアゼピン使用国です。非ベンゾジアゼピンはベンゾジアゼピンに比べ何が優れるのでしょうか?非ベンゾジアゼピン系睡眠薬にはゾピクロン、ゾルピデム、エスゾピクロンがよく使われます、以前にも述べましたが抑整系伝達物質GABAa受容体にはω1受容体親和性が強いつまり催眠作用が強い。ちなみにω2受容体は筋弛緩作用や抗不安作用が強い。だから今非ベンゾジアzピンのマイスリー・ルネスタさらに新たに発売されたオレキシン受容体拮抗薬が人気がある。バルビツール酸誘導体は大量の服用で自殺できる薬です。しかしベンゾジアゼピンや非ベンゾジアゼピンは大量服用では自殺はふつうできません。耐性不形成は非ベンゾジアゼピンでのみ考えられている。SGLT2阻害薬服用の患者さんにおける心不全の発症に当たりすぐに飛んできてくださった2つの会社のMRさんありがとうございます。木曜日以外にお越しいただきありがとうございます。

アレジオン点眼液の講演会

アレジオンはジェネリック医薬品が普及している古い薬です。しかし、点眼液としては1年、アレジオン点眼液はBAKフリーになりました。それで眼科医向けに講演会があるのかと思ったら眼科以外の医師向けのインターネット講演会が行われました。、眼科の医師が使う薬と何時もMRさんがおっしゃっていますがなぜか眼科医専門医を排除したインターネット講演会が行われた。メーカーさんはアレジオン点眼液は他科の先生ではなく眼科の医師に使ってほしいと公言している。まあ眼科医向けには他に大きな会があるからということでしょうか。19時30分からでした、私は医師会の会議が20時からでしたので途中まで拝聴いたしました。その会議でもアレルギー結膜炎の話をさせていただきました。アレジオンは眼科の医師に使っていただけたらそれでよいですとコマーシャルしています。インバでした。ースアゴニストという言葉はアレルギーの世界では当たり前の言葉でしたが眼科で普及させるのがアレジオン点眼液です。シダトレンもアレルギー性結膜炎は根治しません。アレジオン点眼液は売れるんでしょうね。

タミフルの予防投与

センター試験と中学の近畿統一試験を前にタミフル・リレンザ・イナビルの予防投与についての問い合わせが殺到する日々です。センター試験や近畿統一試験の時にインフルエンザにかかって落ちたら大変と思うのは親の常です。ラピアクタも常備するがラピアクタは予防投与はできません。院外処方なのでいくらするかわからいがいくらですかと電話がかかる。今年はインフルエンザに大人が多くかかっている。不思議は年です。タミフルなら一日一錠7から10日、イナビルなら予防投与は2日です。予防投与のタミフルを処方されるにもインフルエンザの患者さんが多く待つ中で一緒に待たないといけない。そしたらここで予防的に自費でもらおうということになるのでしょう。インフルエンザの簡易キットはOTCにならないものか?ならないそうです、鼻粘膜を素人は怖くてこすれないからだそうです。鼻血など出ようものなら大騒動になるでしょう。のどと鼻の粘膜では陽性率にどれくらいの差があるのでしょう。10パーセントだそうです。鼻血を考えても鼻の粘膜をこするほうが良いです。

介護報酬2.27パーセント引下げ

医療が診療報酬ならば介護は介護報酬です。診療報酬は2年ごとに変化する。一歩介護報酬は3年ごとに改定される。介護報酬がどうして2.27パーセント下がると試算されるのか?わからんなあ?先日お伺いしたお話では急性期のリハビリつまり回復期リハビリテーション病棟以外ではリハビリが消えるとまで言われている。後のリハビリは介護保険に集約されるそうです。つまり要支援を取得しておかないといけないことになります。聖域は整骨院です。本来ねんざなどの急性期疾患のみの治療を行うはずの整骨院が慢性疾患の治療を行っているのは周知です。視覚障碍者の方が有するあんまマッサージの免許が脅かされている。仕事がないのです、数をこなすことができないマッサージを無資格者がいっぱいしている。安くないと今の時代はダメです、MADE IN JAPANにはこだわらない。チキンナっゲットを食べたことがないが子供たちでは人気の商品のようです。デイサービスと特養の費用を中心に介護報酬が下がる。そして在宅があがる。厚生労働省は書けたはしごを外すことが得意だ。報酬を優遇し充足すれば報酬を下げる。絵に描いた餅にならなければよい。介護保険が2割負担になるそうですが高所得者は医療保険は3割です、依然コムソンが介護では問題を起こしましたが株式会社の医療への参入は認められていません、介護保険では大手が参入しています。過度の規制緩和はかえって世の中が悪くなる。風とインフルエンザことしはおとなにおおいようですわたしもいしゃの不養生にならぬよう気をつけます。