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ドリエルってどうですか

お迎えのドラッグストアでドリエル買って飲んでいるんですけど。ドリエルを先生はどう思いますかと尋ねられました。ドリエルはTVで宣伝しているので耳馴れている。薬局で売っているので優し薬のイメージがあるかもしれません。しかし、本体は第一世代抗ヒスタミン薬のジフェンヒドラミンです。つまり、最初は眠れるがすぐ向こうになる、抗コリン作用が強い第一世代抗ヒスタミン薬です。脳内移行が多く更にはH1受容体に長時間にわたり長時間受容体を占有する。抗コリン効果は口渇や尿閉、心疾患の増悪など副作用も多い。ドリエルは一時的不眠に用いることとされています。つまり旅先で寝れないときの頓服程度です。漢方薬にも睡眠に対するEBMがありません。CNでメラトニンに関することを特集していました。メラトニン受容体作動薬はメラトニンに対する親和性がメラトニンと比べMT1MT2に対する親和性が5倍、3倍以上高い。医療で用いる睡眠薬や抗不安薬とは全くドリエルは違うものです。メラトニン作動薬は量を増やす事もEBMの積み重ねが少ないそうです。骨折リスクに対するEBMもないようです。アレルギー性鼻炎や花粉症の方ですら口渇が強い抗コリン作用が強い第一世代抗ヒスタミン薬のジフェンヒドラミンは推奨されておらずインペアードパーフォーマンスの立場から第二世代抗ヒスタミン薬が推奨されています。いよいよセンター試験ですね、全教科出来ないとダメだからなー。評点40点以下2教科で留年させる学校も嫌ですねー。下駄をはかせようと思えば何とでもなる、教育には配慮が必要です。マラソンがそんなに大切か?組合活動そんなに大切か?一人の児童をひきこもりに追い込んだ、休み時間も隣の教室へは入ってはいけないというルールがある義務教育の学校があるのも不思議な学校何かあれば犯人は同じクラスの中にいるということです。緊張感がずしりと重い、眠れない。あす遅刻がないように起きないといけない。

SGLT2阻害薬

糖尿病のSGLT2阻害薬がまたもう一つ発売される。2000億円の市場だそうです。メトグルコには乳酸アシドーシスという大きな合併症がある。メトグル子は大酒家には処方できません。メトグルコは忘年会の日には服薬してはいけない薬です。しかしメトグルコのようなビグアナイド系はジェネリック医薬品ではなくとても安い薬です。SGLT2阻害薬は昨年4月に発売された新しい薬です。SGLT2阻害薬は脱水というリスクを持っている。HEMOCONSENTRATIONを起こし脳梗塞になるかもしれません。糖尿病という抗浸透圧利尿で口渇多尿の患者さんはもともとトイレが近い。そこにSGLT2阻害薬は尿細管での再吸収を抑えます。尿量が増えます。しかし、SGLT2阻害薬を服用して心不全を発症したかもしれない、そこで循環器専門医が処方したのは利尿剤であった。SGLT2阻害薬は尿量を増やすのになぜ心不全を発症したのか。さらに入院をすすめられたのになぜ利尿薬で一気には改善したのか?全く納得いかない。3か月で体重減少が5キログラムと痩せ繰りとしてはすごい効果です。木曜日行く先がないから私のところくるMRさん感じ悪いなあ。木曜日MRさん訪問禁止にすると具合悪いですか?いろいろ思うところがある。昨日、やはり冬場はふつうの眼科は暇です。