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デュアック配合ゲル

どんどんニキビの新しい薬が登場します。まずは皮膚科学会の要望で発売になったベピオゲルは過酸化ベンゾイルBPOです。BPOは抗生物質と併用するべき薬だそうです。BPOの刺激に一月たえる必要があるそうです。2か月目に入ったらずいぶん楽になるそうです。デュアック配合ゲルつまり過酸化ベンゾイルつまりBPOとクリンダマイシンの配合薬が登場します。当たり前ですがデュアック配合ゲルは顔全体が2FTUです.過酸化ベンゾイルが発売になったところですがさっそくダラシンTゲルとの配合剤が登場するそれがデュアック配合ゲルです。ニキビの世界も耐性菌だらけだそうです。耐性菌ができないのがBPOの特徴です。ニキビは全身どこでもできるようです。べピオ配合ゲルとダラシンTゲルを別々に使うのとデュアック配合ゲルの比較試験は行われていないのでまだどちらがよいかはわからないそうです。過酸化ベンゾイルは海外では1960年代から用いられ今はOTCとして発売されているそうです。赤いにきびにはデュアック配合ゲルが耐性菌を作らないとのことで大きく期待されています。

アトピー性皮膚炎と気管支喘息

ダニアレルギーの治療が今年は大きく進化する。まずはダニの検査と皮下注射用にエキスが開発され発売される。ダニの免疫療法にはまず皮下注の免疫療法が発売されます。さらに前後はしますが二つのメーカーから舌下免疫用のダニアレルゲンが発売されます。アトピー性皮膚炎と気管支喘息の共通点はダニやハウスダストが共通抗原としてみられることがある。2007年にアトピー性皮膚炎とフィラグリンPOINT MUTATIONの関係について発表された。皮膚の表面にある角層ははがれる前の細胞として重要視されていませんでした。しかし現在は最表層の角層は死んだ細胞でもバリアとして重要だとして重要視されている。これはかなり以前ブログに書いたものです。タニアレルギーと言ってもアトピー性皮膚炎の方が強力アトピー性皮膚炎の治験を行ったかどうかこだわったかどうかでで前後して二つの会社からダニアレルギーの舌下免疫療法の薬が今回は錠剤という形で始まります。アトピー性皮膚炎の免疫療法は標準化ダニ抗原を用いた注射しかない。注射で2例が治験段階でアナフィラキシーが起こっている。私とこで皮下免疫療法をするのはやめておきます。様子を見ます。

アドレナリンとエピネフリン

アナフィラキシーショックでは初期対応に用いる薬として第一選択薬がアドレナリンです。アドレナリンは筋肉注射です。アナフィラキシーショックのSAMPSON分類では3が一番重傷でアドレナリン禁中の適応です。今まで重症となった既往がある場合もアドレナリン筋注の適応です。アドレナリンとエピネフリンは同じものです。商品名でいうとボスミンとかエピペンといいます。国によって呼び方が異なるそうです。エピペンもアドレナリン自己注射といいます。世界で初めて結晶化に成功したのは高峰譲吉さんです。アメリカではエピネフリン欧州ではアドレナリンです。2006年日本でも薬局法でアドレナリンに変わりました。さて先日学校の教職員の方に向けた研修を行いました。エピペンを持っていない生徒に対して何かできますかと質問を受けました。仰向けに寝かせて30cm足を高くする。嘔吐をしている場合は顔を横向けるくらいかと思いますとお答えしました。エピペンを持っていてもエピペンの持続時間は15分です。またエピペンを打つことは医療行為ではありません。