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アレルギー性鼻炎ガイドラインと免疫療法

アメリカのアレルギー性鼻炎ガイドラインで舌下免疫療法〔SLIT〕皮下免疫療法〔SCIT〕が取り上げられたそうです。さらには鍼灸も患者の希望があればしてよいと書いているそうです。環境改善や薬物療法では無効例にはSCITやSLITをの有効性が大規模臨床試験で支持されているとして中等度のEBMがあるとした。SLITとSCITのどちらがよいか?議論が続く段階、SCITがSLITを上回るとした。米国では液体ではなく舌下錠が使われているとのことです。ロイコトリエン受容体拮抗薬は初めから使用しないそうです。スギ花粉の舌下免疫療法シダトレンをなさっている方は今年の姫路では有効性を判断できません。昨年の夏の冷夏と今年の春雨つまり3日に一回の降水の影響が大きすぎる。ハウスダストでSCITを行っていたのが日本でも標準化ダニ抗原を用いた舌下免疫療法が目の前に来ています。寒いから風邪の患者さんがお越しになります。アメリカのガイドラインでは鍼灸を認めているが漢方薬は?

EVERGREENING

EVERGREENINGは特許の問題です。EVERGREENINGとはちょっとでも改良されたら特許切れが起こらないそうです。糖尿病治療は高く設定されている。なぜなら一人でも糖尿病性腎症の透析患者を予防できたら医療費削減効果が大きいからです。医療費抑制の中、糖尿病性腎症のとうせきまえの指導料はどうしても受けられたか?学会で指紋が出ていた。それは透析に至ると医療費が大きすぎるということが大きかったそうです。インスリンのジェネリック医薬品がほしいと思う方や健保組合の関係者は多いと思います。医療費費削減に大きく貢献し患者さんに喜ばれる。インスリンのような生物製剤は保存期間の問題が一つにはあります。インスリンを導入すれば3割負担で医療機関で1万円、調剤薬局で1万円の支払いとなる。アメリカで無保険ならばもっと大変です。インスリンのジェネリック医薬品が登場しない理由はもっと違うところにあるそうです。アメリカでのインスリン開発の経緯の中で、なかなか製品出来ないため産学あげていろいろな研究機関が開発に携わったそうです。開発時の経緯から登場したEVERGREENINGは特許が少しでもインスリンが改良されたら切れないことを指すそうです。インスリンは生物製剤だから難しいと思っていたが違うようです。