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サルコぺニア

サルコぺニアやフレイルという新しい概念をご存知ですか?サルコぺニアは禁漁と筋肉の進行性の減少に特徴づけられる症候群だそうです。私はサルコぺニアという言葉を初めて聞いた、高齢者のフレイル〔虚弱〕という新しい概念と古くからある漢方の腎虚の類似性が注目されている。サルコぺニアとは加齢性筋肉減少症ということだそうです。フレイルの大きな要因にサルコぺニアがあるそうです。漢方薬を処方するにはまずは西洋医学の進歩についてゆくことです。婦人科でも予防接種でも関係ない、今はWEBでいくらでも講演会がある。寝たきりや要介護状態の中にFRAILTYや虚弱がある。老年医学会では虚弱にあたる言葉がFRAILTYだとしている。体重減少、筋力の低下、歩行スピードの低下、身体活動性の低下、疲れやすくなったなどが挙げられます。FRAILTYにはうつや認知機能の問題が身体機能の低下だけではない。サルコぺニアは骨粗鬆症とともにロコモテイブ症候群に含まれている。

消費税と税務署

今日は所得税の引き落とし日です、そして4月23日、いよいよ消費税を納める日です。と言っても自動引き落としです。5パーセント時代に課税業者になり8パーセントで消費税を納める。矛盾を感じる。保険診療限定であれば消費税とは無関係である。だからみなさん、インフルエンザの予防接種を一斉に値上げした。最近は税務調査の件数が減っている、然し必ず私のところへ税務署は来ると思って行動している。医療はパチンコ屋さんと同じく重点業種つまりブラック企業だそうです。重点指導業種だそうです。予防接種・コンタクトレンズ・診断書などの自費診療部分と雑所得のあたりが税務署のねらい目だそうです給与所得のように明瞭ではありません。。趣味と仕事が一緒になることを産業医学の世界では悪とします。今年から週の半ばで一日休みを作ろうとしましたが休んだところで何もすることがない、一人で書物を読むくらいです。自宅の庭で庭いじりをするのも?川で魚取りもケガが怖い。8パーセントの時代を10パーセントで納付する時代が目の前にある。

にきびに効く漢方薬

姫路駅前で[にきびに効く漢方薬]という講演会を聞きました。清上防風湯、排膿散及湯、荊芥連翹湯、十味敗毒湯そして月経周期が関与する場合は当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、桂枝茯苓丸加ヨクイニンを用いる教科書どうりあるいは保険に忠実な内容でした。今月はBPOでにきびが注目されています。にきびでは抗菌外用薬、ディフェリンゲル、抗菌内服薬、そしてBPO,次が漢方薬の出番です。然し、BPOで帰ってにきびが悪化する例が報告されています。海外での40年の使用経験で副作用はないように聞いていましたが、52週間の治験ではわからない、日本人には合わないかもしれません。十味敗毒湯には柴胡が入っています、つまり神経過敏、神経質な方に用います。そして祛風薬の荊芥・防風が入っておりじんましんという風邪を除きます。本来風邪薬である刑防排毒散から日本で作られたのが十味敗毒湯です。十味敗毒湯には桜皮が入っている会社と撲樕が入っている会社があります。どちらも日本独自の生薬です。にきびは女性のみならず男性にとっても深刻な悩みです。にきびには私ならもっと違う処方をします。