金属アレルギーは採血ではわかりません。MAST33は優れた検査です。なんといっても微量の採血で33項目見れることです。子供さんにはピッタリです。しかし36というのも登場しています、MAST33は食餌、花粉、環境関連同時にそのほかカンジダ、アルテルナリア、ラテックスを少ない血液で調べることができます。しかし、万能ではありません。イメージとしては薄く広くです。何が優れているかといえば血清で0.5ccという血液量の少なさです小児の採血は嫌なものがあります。しかし、皮膚テストとくらべショックがないことが何よりです。コナヒョウダニDerf1とヤケヒョウダニDerp1を成分とするアレルゲン免疫療法が始まります。標準化エキスを用いる検査と治療です。Derf1とDerf2の合計22.2から66.7μg/ML含まれるエキスを1000000JAU/MLと表示しているそうです。スクラッチテストも免疫療法薬も同じです。アレルギーの分野では分子標的療法に治療が入っていこうとしています。抗IgE抗体はすでに臨床の場に登場しています、そしてNFκB抗体Decoyもいよいよ第三相試験です。アレルギーのダニはチリダ二〔House Dust mite〕です。今はやりのマダニとは異なります。