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機能性デイスペプシア

機能性デイスペプシアは機能性の異常だからアコファイドを処方するには一年間或は2年間に内視鏡などの検査を受けているつまり器質的疾患がないことを証明する必要がある。こんな縛りがつくと機能性デイスペプシアに対してアコファイドは売れない薬になります。しかし、六君子湯などの漢方診療にぴったりの病気が機能性デイスペプシアである。しかしダブルブラインド試験をしたら意外と当たらなかったそうです、NUDそして機能性デイスペプシアは六君子湯が良いとされてきたが痛み以外は案外当たらなかった。機能性デイスペプシアは内視鏡をしても癌や潰瘍などの異常ではないが食後膨満感、早期膨満感、心窩部痛、心窩部灼熱感からなる病態です。今まで慢性胃炎として診断されていた多くが機能性デイスペプシアという呼称になっています。機能性デイスペプシアの治療には漢方薬がくわえられていることがうれしい。しかし漢方薬も二重盲検試験では意外と当たらなかった。ダブルブラインド試験を施行すると必ずPLACEBOでも有効ということが問題となる。薬とは不思議なものです。そしてアコファイドは胃から十二指腸の薬になってゆくかもしれない。