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PMSとPMMD

PMMDはPMSの重症型です。PMMDはPREMENSTRUAL DYSPHORIC DISORDERの略です。PMSはPREMENSTRUAL  SYNDROMEです。PMSは月経周期をもつ女性の50パーセントに見られありふれている。どおりで漢方薬の処方を相談されるはずです。黄体期つまり月経3から10日前に周期的に出現します。精神症状と身体症状がみられるそうです。PMMDはほとんどの月経周期で黄体期最終週に規則正しく症状を生じて月経開始後数日で症状がなくなる状態を指す。著しい抑うつや情緒不安興味の減退などが基本的な症状です。症状は仕事、学校、日常生活を著しく障害するほど重症だそうです。身体症状や既存の精神疾患の月経前の増悪は含みません。HRTは副作用が心配という方が漢方薬で何とかということになります。HRT等つの関係については一定の見解が出ていないようです。更年期障害と鬱を合併したらどうなるのか関心があるところです。HRTがセロトニンやノルアドレナリンに影響するかどうかも関心があるところです。抗うつ薬と乳がんリスクは今のところ否定的だそうです。

サーカデイアンリズム

サーカデイアンリズムは概日リズムのことです。いわゆる体内時計です。体内時計は視交叉上核に中枢があります。夜中の。2時にGHが多く出て寝る子は育つといわれます。明け方からは副腎皮質ホルモンが分泌されます。眠る前にはメラトニンが分泌されます。体内時計は25時間と言われていましたが最近は24時間と言われています。最近スマホで目の疲れを訴える人が多い。寝る前にスマホをいじるとか寝る前に睡眠薬代わりにスマホをいじるのは最悪だそうです。逆にブルーライトで覚醒します。メガネやコンタクトレンズを緩めに合わすと喜ばれることが多い。近くを見るには眼鏡またはコンタクトレンズを緩くすることが一番簡単、私には中近両用メガネは合わない。ロゼレムやベルソムラが登場し医学が進むかと思われるがそうでもない。ベルソムラは服用当日から効果があるとされ特に睡眠のリズムを調整するため途中覚醒に対して効果があるとのことです。確かにアルコールで寝ると口が渇き尿意を催しトイレに行きたくなる。ロゼレムは効果を発揮するのに時間がかかる、ベンゾジアゼピンや非ベンゾジアゼピンの睡眠薬では習慣になったり依存症になったりします。