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コンタクトレンズ診療は怖い

私が得意なコンタクトレンズ処方はハードレンズです。ソフトレンズは苦手です。特に遠近両用ハードレンズです。ソフトコンタクトレンズは苦手です。コンタクトレンズの関係のイチゲンさんは怖い。先日「ちょっと見にくくて」という主訴の患者さんが来られた。コンタクトレンズの微調整とは思わないから受付してしまった、患者さん自身は意識が希薄だが医療従事者にとっては大きな問題というのがコンタクトレンズの診察です。姫路駅前のコンタクト専門眼科に行ったかわされる。コンタクト専門のにいかれた良いのです、傷が入ったりハードレンズの方がお越しいただけたらよい。初めてつけたいという方に無料でコンタクトレンズが一枚渡せるのも私のところでコンタクトレンズユーザーがデイスポーザルコンタクトレンズを購入してくださるからです。最近ボシュロムがレニューの小さなボトルの添付をやめた、そこで他のメーカーが厳重な管理を行いだしたのがソフトコンタクト用のMPSの小さなボトルです。他メーカーのボトルをボシュロム製品に添付していないか数をチェックしています。さらにはもともとトライアルレンズの配給はレンズ購入量で決まります。それをわたくし共でレンズ購入しない方に回してしまうと本来わたくし共でコンタクトレンズを購入している人にはお渡しできません。コンタクトレンズユーザーは何気なく度数がわかればよい、しかし、トライアルレンズ2枚を配給していただくには販売量がいる、いくらでもいただるけるわけではない。全員初診の急病センターもっと怖い。

舌下免疫療法とアシテアダに舌下錠

アレルギー学会を来週に控え、ダニの舌下免疫療法アシテアダ舌下錠が登場することは周知のとおりです。アシテアダニ舌下錠に薬価がつきました。今回のアレルギー学会ではシダトレンの講習会もダニのアシテアダニ舌下錠のSLITの講習会もありません。アシテアダニ舌下錠の収載された薬価は100IUは67.10円300IUでは201.20円です。日本における舌下免疫療法元年と言われています。ショックが少ないダニのアレルゲン免疫療法が始まることになりうれしく思います。患者さんも半信半疑のシダトレン治療ですさらにはダニアレルギーによるアレルギー性鼻炎治療が待っています。気管支ぜんそくにはSLITでは無効なようです。アレルゲン免疫療法は以前は減感作療法と言われていました。ハウスダストから標準ダニ抗原をわが国でも用いられるようになりました。さらにはSCITのみからSLITも可能になりました。ハウスダストはダニの死骸や排せつ物を含有しており一定しないという弱点がありました。SIONOGI。TVでアシテアダニ舌下錠の講演が見れる日が近づいてきましたよ。

果物・野菜アレルギー

果物・野菜アレルギーは花粉症と密接な関係にある。花粉症と果物野菜交差アレルギーではプロフィリンやPR10のいずれかに感作されていることが多い。カバノキ科にはハンノキ、オオバヤシャブシ、白樺がありALLERGENはPR-10アレルギーです。新鮮な食物摂取時に口腔や咽頭に限局した発赤かゆみ腫脹をきたす。これがOASです。バラ科やマメ科の植物と密接な関係がある。スギ花粉にはトマトとの関係が知られているがあまり起らない。イネ科やキク科ではプロフィリンとの関係が知られている。プロフィリンやPR-10は熱に弱い。食物アレルギーガイドラインが来週のアレルギー学会向けにできたので姫路市医師会経由でPDFに乗っかって今日届きました。シラカバは北海道にしかない。子供が修学旅行で北海道へ行きました、私も行ったことがない北海道です。食物アレルギーガイドラインを読むと交差抗原について詳しく記載がある。北海道と言えば日本脳炎ワクチンを今迄接種していなかったというからびっくりです。北海道はカバノキ科のアレルギはバラ科の植物と交差します。リンゴ桃サクランボなどが該当します。今のイネ科の花粉症とブタクサはウリ科の西瓜、メロンと交差します。ラテックスはLATEXFRUITSALLERGYで、バナナ、クリ、アボガドと交差します。北海道で海鮮丼を食べるそうですがうちの子供は魚を生で食べたことがないクルクル寿司でもグラタン食べる。御飯だけ食べるのでしょうか、代わりに行きたいです。