高齢者に抗コリン薬を若い方と同じように用いるといろいろなことが起こります。例えば、認知症の増悪、閉塞隅角緑内障、転倒、尿閉、口渇などです。古い花粉症の薬と今の第二世代の花粉症の薬の違いは抗コリン作用です。あとはOABにも抗コリン作用が強い者と弱いものがあります。胃薬も同じです。新しい第二世代の抗アレルギー薬は抗コリン作用が少ない。ヒスタミン受容体はGRCRタンパク質共役型受容体です。H1受容体の選択制が低い場合抗コリン作用が強く出ます。H1からH4受容体がありますH1は平滑筋収縮H4は肥満細胞の遊走、血管透過性はH1,H2、神経伝達物質H4は肥満細胞の遊走作用があります。ヒスタミンは覚醒物質が増え徐派睡眠が減る。学習と記憶を高めます。自発運動を促進します。摂食行動を亢進させます。痙攣が減ります。ストレスによるか興奮の低下がおきます。第一世代抗ヒスタミン薬を服用するとつまり抗ヒスタミン薬を服用するとシングルのウイスキー3杯分服用したのと同じくらい集中力が落ち判断力が低下します。お高いが抗アレルギー薬は新しいものは抗コリン作用が少なく抗ヒスタミン作用の眠気が少ない。ドリエルも抗ヒスタミン薬です。