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臨床に役立つ五行理論

関西系統中医学講座で一日勉強してまいりました。最近出版された土方康世先生の「臨床に役立つ五行理論」を最近愛読しています、五行は難しい内容です。五行理論は奥が深い、行の間の関係はは相生・相克、病的相克である相乗、反対方向の相克である相悔があります。土方先生は阪大工学部もご卒業、医学部もご卒業された才媛だけあってついていけない。くじけそうな理論です。今日は関西系統中医学講座でした、土方康世先生は以前十年位前に「系統中医学講座は中医学ではない」といわれていました。今日の系統中医学講座で一番印象的なのは残念ながら午前の講義中にかなり多くの方がスマホでスライドをカッシャカッシャと撮影したことです。DVDは著作権を侵さぬように発売されています。音声での録音も禁止されています。五行では五臓の肝心脾肺腎に対応し魂神意魄志が存在します。魂・心・意・魄・志はなかなか説明が難しい。人生今まで生きてきて魂・心・意・魄・志を一番納得行く形で紹介していただきました。今からもう一度復習してから寝ます。

大阪も変わりました

先週は第43回大阪漢方談話会に参加し損ねました。頑張って今日は大阪へ行きました。今日は関西系統中医学講座で睡眠に関する漢方治療のお話を聞いてまいりました。参加し損ねた大阪漢方談話会は高齢者の精神疾患に対する漢方治療というタイトルでした。やさしいイメージの漢方薬が高齢化社会では求められるはずであるが円安に薬価改定、原料の中国依存で漢方薬を扱うものには未来は暗い。大丸梅田店で柿の葉寿司やマスの鮨を販売していたお店がH20の梅田店へ移るそうで今日で最後でした。大阪の串揚げどこ行った?ぶらり横町の七福神へは顧問契約をしている会計事務所の帰りに妻とも言った、子供とも行った。リンゴとシナモンのアップルパイのような串揚げが子供のお気に入りでした。子供が水を頼んだらワンドリンクお願いしますというのが七福神でした。うちの子は炭酸が飲めない、水が本当にほしかった。ぶらり横町の七福神の横のうどんとそばのお店も安くておいしかった。姫路駅前もどんどん変わるが大阪はもっと変わった。

第一回漢方名古屋セミナー

安保ホールで先日第一回コタロー漢方名古屋セミナーに参加してまいりました。当然満席で後ろにいすが並びました。予想通りの大人気でした。更年期症候群を除く産婦人科領域の漢方薬に対する考え方についてお話を聞きました。最後の20分が興味深いところです、方剤のお話です。一番印象的なのは抑肝散陳皮半夏の気と血の巡りの話です。抑肝散陳皮半夏は最近の私も頻用処方です。柴胡で気を上げて、川芎で血をあげて肝気を釣藤鈎、脾気を陳皮・半夏で下げる。しかし50歳くらいの更年期なりかけの女性でHOT FLASH4連発です。加味逍遥散だと大丈夫です。産婦人科領域はホルモン療法か漢方薬という領域です。だからわたくしのところにも少なからず患者さんが見える。柴胡より香附子がおすすめのようです。医療よう漢方エキス製剤で香附子が入った処方は女神散・香蘇散・芎帰調血飲だそうです。方剤解説が最後になるのが仙頭先生の講演の特徴です。一時間に一本しかのぞみが止まらない姫路が悪い。最後の20分の話は即戦力でした。第二回に続きますが私はアレルギー学会の専門医講習会を受講するために参加できません、残念です。今日は今から関西系統中医学講座に参加するため大阪です、昨日は神戸でしたが西に東に大忙しです。