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ロタウイルス感染症

ロタウイルス感染症は5歳以下の白色便の急性胃腸炎の原因ウイルスです。2歳になるといまどきのお子さんはHibと肺炎球菌ワクチンを両腕にさらに口からロタウイルスのワクチンを接種します、ロタウイルスのワクチンには2種類あります。ロタウイルスのワクチンは2回接種と3回接種です。金額的には同じです。どちらが良いですかお任せしますといわれました、良く売れているのは3回接種のワクチンでした。院内感染を起こすこともあるそうです。また、衛生環境の整備では感染制御が困難です。初回接種後のインバギのリスクが少しだけ上がるそうです。ロタウイルスのワクチンを接種すると約20パーセント痙攣リスクを下げるそうです。ロタウイルスのワクチンは生ワクチンです、昔のポリオワクチンと一緒の生ワクチンです。ポリオワクチンは生から不活化ワクチンそして4種混合ワクチンへと変わりました。はじめてロタウイルスのワクチンを接種しました。美味しくないのかうまく吐き出しているように見えました。来年度からB型肝炎ワクチンが定期予防接種となりさらにはB型肝炎ワクチンとロタウイルスのワクチンが遠からぬ日に定期予防接種に食い込むと2か月から大忙しになります。最近小さなお子さんの予防接種が多くなっています。これを支援するのがつまり定期予防接種を増やすだけではなく受診のサポートこそが本当の少子化対策ではないでしょうか。子供は何かあったらややこしいと予防接種を施行するところが少ないからなあ。そろそろ子供の塾の迎えに行く時間です。

アレルギー性鼻結膜炎

アレルギー鼻結膜炎という言葉は眼科にはありません。花粉症の項目があるにもかかわらずアレルギー性鼻結膜炎と分類する今は何でしょうか。今年のアレルギー学会のミニシンポジウムにはありました。アレルギー鼻結膜炎はアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎が合併していることです。ISSACの疫学調査に記載される用語です。姫路版ISSACの仕事をお手伝いさせていただきもう10年以上経過します。原稿の締め切りが近い。ムシムシしてきが乗らない。やっと仕上がりました。疫学調査ですので実際に私が診察するのではなく問診票から解析し推定するものです。私の経験ではアレルギー性結膜炎と同じ結果です。今年は目が赤くなる人が少なかった、かゆいという人も少なかった。子供医療費無料化で医療ははね上がる、今の若い意人の借金になる。国策としてジェネリック医薬品促進策がとられている。一方医療費無料化では後発医薬品を希望する人が激減することが予想されます。一定の負担が必要です。一人親家庭の保護者の医療費も3割負担の方がが非常に増えました。0円負担と3割負担ではあまりにも平等からかけ離れています。0円負担の方の受診抑制があと一日あります。

睫毛貧毛症

睫毛貧毛症って病気でしょうか、薬の副作用でも睫毛貧毛症は起こります。睫毛貧毛症には睫毛貧毛症の特発性以外に化学療法後円形脱毛症、全身疾患に伴うものなどがあり多毛症もあります。まつ毛の特徴は毛包が短く毛球部は左右非対称薬です。睫毛貧毛症の薬としてピマロプロストはが自由診療で発売されています。ピマトプロストはアラガンと塩野義製薬が発売しています。カラコンの患者さんがお越しになると嫌なので扱っていませんが講演を聞く機会を得ました。頭に塗ってもよいそうですが費用対効果で?だそうです。頭はやはりMSD社の方が良いようです。上側のまつ毛だけに塗るそうです、両方のまつ毛に塗るとおもってました、確認していませんが下方のまつ毛には塗らないそうです。確かに下眼瞼に塗ると睫毛が長くなり角膜を傷つける可能性があります。まつ毛を伸ばすために何をしているか。睫毛貧毛症の薬を用いるのは多くは女性です。マスカラのユーザーが3から4割、ビューラーのユーザーが3から4割だそうです。睫毛貧毛症治療薬のユーザーはは1割です。確かに高価な薬です。