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遠方から漢方診療にお越しの方

遠くから漢方診療に来る方は一回で終わりということ多くある。一方意外と続くのも遠くからの方です、スギ花粉の舌下免疫療法シダトレンも赤穂から加古川まで広い範囲からお越しいただいています。たくさん続いています。シダトレンは兵庫県で300人以上の方がチャレンジされている。全国では13000人以上の人が治療中です。私のところでは院内を含めて5から10人です。一人離脱した方は校区内のお近くの方です。結構皆さん続いています。漢方薬もシダトレンも説明を丁寧にと思い、昔は馬鹿がつくほど丁寧一回で説明していた。今はほどほどにしている。合わないと思ったら一回で終わることも多い。よく聞けばいろいろの方の紹介が一番多く、二番目はインターネットのようです。一回来て終わり或はお越しにならない方どうなさっているか知る由もない。しかし、最近MR医療情報伝達者からいろいろ情報を得る。するとこうです。患者さんは私どものクリニックは遠いあるいは不満があるなにかわからない。○○というところの○○という錠剤やカプセルが手に入るか?今や院外処方箋で薬局に持っていけば何でも手に入る。今まで入っていたメーカーさんの漢方薬がぶっ飛ぶ。売り上げが落ちる。経営的に苦しいからうちの薬にしてくれ。漢方薬にはジェネリックと先発医薬品がないそればかりか新薬が今後一切出ません。中国の原料高騰・人件費高騰・為替レート何をとっても明るい話題がない漢方薬です。薬の使い方はインターネットなど得られるものとは必ずしも一致しません応用があります。ある程度名前が売れるとちょっと応用しても理解される。しかし、問題は薬剤師です、例えば越婢加朮湯には湿疹の保険適応がある、麻黄と石膏の消炎効果を期待して花粉症に用いると薬剤師がなんでこんなものつくんやろうと患者さんに言う。そのまま患者さんは去るあるいは次に薬剤師こういったとお話しくださる。お互いの信用がなくなる。ある意味沈黙は金なりです。