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ダニアレルギー

これだけ暑いとあるいは湿気が多いとこれは中医学の温病の概念が必要かもしれません。熱いだけではなく湿を伴っています。温病学では署湿という概念になります。湿気が多いとダニが大増殖していると思います。アレルギーを疑うお子さんがお越しになったので血液検査をお勧めしたがお母さんが採血して何になるんですか?と言われたので対策がとれます。環境整備ですとお伝えしたが?という感じでした。ダニアレルギーはアトピー性皮膚炎やハウスダストアレルギーと大きな関係がある。ハウスダストやダニはCAP-RASTでCLASS6がざらにいる。アレルギーの検査をしてくれと電話での問い合わせが良く来る。小さなお子さんは今の時期が血管が良く浮いて出ており採血しやすい。小さなお子さんには一回で取れなかったらやめることが多い。保護者の方がもういちどとおっしゃてもたいてい小児科でとお話しする。小児科なら看護師と医師で交代できる。抑える・布団にくるむなどの人員がいる。私しかいない、横に保護者がいる。絶対2回目の採血は難しい。寒くなると湯たんぽで温める。時間がかかる、子供の血管は今が一番血管が浮いている。明日は午後からフリーです。。。。

5.5倍の危険

ソフトコンタクトレンズのケアが良くない人が多い。受診している人には何かメッセージをお伝えしています。5.5倍とは3か月ごとに取り換えるべきコンタクトレンズのケースを6か月ごとにすると5.5倍も角膜感染症が増える。最近は煮沸消毒の機械を売っていません、先日相談を受けたので隠し持っている煮沸気を廉価でお分けしました。煮沸機が販売されていたらなあと思います。もう15年はお越しいただいている方です。昔からの患者さんはきっちりしている。さらには戻ってこられる。考えてみればコンタクトレンズ学会で重鎮がマルチパーパスソリューションはだめです。殺菌力が弱いし汚れが落ちないあかんとアメーバ感染症が増えるといわれていましたがあかんとアメーバを開業医でも死んだできることがあるそうです。コンタクトレンズケアがむちゃくちゃ。コンタクトレンズをつけて風呂に入る・プールに入る・シャワーを浴びることはアカントアメーバ感染症を6.5倍も増やす。マルチパーパスソリューションは高くて効かない液体です。むちゃくちゃな使い方のコンタクトユーザーが増え角膜移植が増え再生医療が進んでいくのでしょうか。

シダトレンが錠剤になる

国民病のスギ花粉症の根本治療となるかもしれないスギ花粉症の舌下免疫療法のお薬シダトレンの液が冷蔵庫に入れなくてもよい錠剤になる。PHASEⅡ/Ⅲが終わりいよいよ承認申請の段階になった。スギ花粉症は日本でしか存在しない、関東地区へ移り住むと花粉症はひどくなる。当分減ることがない病気の一つがスギ花粉症です。漢方薬でも細粒や顆粒よりも錠剤を待望する人は多い。剤型変更は重要です。
現在のシダトレンは液体のため最初の二週間の服用方法つまり用法容量が煩雑で今年年末に登場予定のダニアレルギーの舌下免疫療法で用いられるように錠剤待望論がありました。講演会でも錠剤の方が良いとのご意見でした。さらには経験はないが液体はこぼしてしまうとのリスクがあります。ダニアレルギーではどのような人にどちらの会社の製品が良いのでしょうか。私はそれを知りたい。今年はアレルゲン免疫療法元年と言われています。副作用が少なく、官界率が高いお薬をまっています。

清暑益気湯

夏バテ防止の漢方薬といえば清暑益気湯です。清暑益気湯には3つの方剤があった。その中の一つがツムラの清暑益気湯です。長い間清暑益湯は長い間使っていません、今年は暑いし署邪と湿邪が多いので私は石膏・知母の配合処方を積極的に用いています。生津しないといけないと考えています。室内熱中症の救急搬送は50パーセントを超えています。ただししんどい、私自身が患者さんが増えるとしんどい。人参・黄耆・麦門冬がある。ツムラさんに使ってくださいあるいは売れてますよと言われた。しかしながら私はどちらかといえば実熱を冷やす津液を補う治療を行っている。川の水がお湯のように熱いということは体もクーラーで火やさければ冷えない。さらにクーラーでなければ湿気がとれない。胃熱を取り除かないと水分摂取がふえ比べも水分をとってしまう。よくお話をする人は薬を上にあげる桔梗、熱を取り除く石膏の桔梗石膏を使って上昇から中焦の熱を裁いています。清暑益気湯のように人参・黄耆の配合された処方でで気を補います。陰虚の虚熱果実熱かわからないが舌診で白貳苔がいっぱいの患者さんは冷たいものを飲みすぎです。かえってそれなら冷やす漢方薬が良い。胃熱をとればよい。