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小児東洋医学会に入会しました

日本小児東洋医学会に入会しようと思ったらWINDOWS10になってしまいPRINTERが使用できなくなってしまった。そこで今回小児東洋医学会の会場で日本小児東洋医学会へ入会しました。7000円支払い5000円の書籍をいただきました。日本小児東洋医学会は小児科学会の専門医更新単位は取得できるが日本東洋医学会の専門医更新の点数はないようです。本来シルバーウイークは日本東洋医学会の更新しょるの50症例を選ぼうと思っていましたが演者の先生方素晴らしいので東京まで行ってしまいました。夏に小児漢方懇話会でお話を拝聴したAQPの話。日本東洋医学会の兵庫県部会でお話を聞いた免疫学から見た感染症と漢方薬そして日本医は方剤が少ない温病への期待の話。著書をたくさん保有している横浜薬科大学の根本教授のお話は初めて拝聴しました。根本幸夫先生のお話は今時珍しくPOWERPOINNTを用いず講演されました。奥が深い話でした。沖縄で中医学を実践されている梁哲成先生のランチョンセミナーでの講演も楽しかった。黒木春郎先生のお話は初心者向けかと思ったら学会での講演なのでさすがと思えるSCIENTIFICな内容でした。来年は大阪で行われるそうです。

やぶ蚊

蚊が媒介する感染症に対する関心が高まっている。やぶ蚊の中のネッタイシマカ日本脳炎、デング熱、マラリアいろいろあります。蚊が活動するのは夜間です。夏も長袖の衣服を着用するべきかもしれません。長崎県で豚が日本脳炎ウイルスを保有している豚が多いようです。ヒトスジシマカがデング熱を媒介する。誰がデング熱を持ち込んだか?疑問があります。戦後70年になりますがデング熱の流行も70年ぶりだったそうです。デング熱は全例保健所に報告する必要があります。日本脳炎と異なり媒介する動物はいないそうです。ヒトをかんだ蚊がまたヒトをかみます。これが感染ルートです。帰還兵が70年前は持ち帰ったといわれるデング熱です。神戸でもデング熱は報告されています。RASTでかを調べることができるかと言われました。調べてみるとRASTでやぶ蚊で調べることができます。デング熱・マラリアなどは漢方薬の世界では温病に属する概念です。昔はこれらを厲と総称したようです。シルバーウイークも中日です、山や谷へ行かれる方も多いと思います、蚊ばかりではなく蜂にもご注意ください。

第43回小児東洋医学会と漢方薬の飲ませ方

第43回小児東洋医学会は盛会でした。シルバーウイーク一日目の日本小児東洋医学会の一日目のデイスカッションから1日目の黒木先生の初心者向けと言いながら斬新なお話、2日目の小児漢方懇話会でお話を聞いてよくわからなっかたAQPのはなし、今度10月に大阪へもお越しの高橋秀実教授の免疫の話、鍼灸師と薬剤の資格を持ち多くの著作を出され50歳台で学位を取得し60歳を超えて薬学部の教授になられ65歳を超えてもなお教授の根本先生のお話そして会長のお話。その中でも一日目のデイスカッションが面白かったのでノートを見ながら復習します。子供に漢方薬をいかに飲ませるか?外来小児科学会では3回もパネルデイスカッションのテーマになったそうです。大人でよくやる桔梗湯をうがいしながら飲むのは子供では飲めない子供は吐けばよい口に含んで吐き出す。だから食前が良い。20CCの水や湯では解けないから電子レンジを用いるとよいそうです。葛根湯加辛夷川芎は昨日記載しました。酸っぱい漢方薬には酸っぱいレモンウオ-ターも相性が良いそうです。塩辛い方剤には海苔の佃煮、みそ味噌汁に混ぜるとよいそうです。鼻詰まり・風邪・インフルエンザの麻黄湯が飲めないお子さんには味をわからなくする意味で塩辛いものに混ぜるとよいそうです。