EDはEJACTION DYSFUNCTIONです。EDの治療薬を服用した患者さんがこの薬で血圧が良く下がるとおっしゃっていました。血管拡張作用があるからだと思います。暑い夏だから精のつくものを食べる、東洋医学ではねばねばヌルヌルが良いとされます、山芋・ウナギなどがあります。シアリス・バイアグラなどのED治療薬のような即効性や持続性は漢方薬では期待できません。しかし、ED治療を希望しても禁忌のお薬を使っており西洋薬のED治療薬を服用できない方が漢方薬の適応かと思います。EDは漢方薬では特に腎の領域です。男性不妊症に補中益気湯を用いるように脾も重要です。EDは五臓の中で肺以外は関係します。EDには救急医療も含まれます。漢方薬の生薬で黄精というものがある。これはユリ科の植物で補腎陰と補腎陽の両方ができる保険適応外の生薬です。つまりEDに有効な可能性を秘めています。冷え性なら薬酒もよいと思います。腎に働く生薬・方剤はほとんど保険適応外です。射精のメカニズムには系統中医学講座の仙頭理論では心・肝・腎・脾が関与するとされる。附子末で元気が出るという方がおられましたこれが腎です。補中益気湯が不妊治療で使わているようですがこれが脾です。心は方剤がありません。肝は柴胡は入っている方剤の中にあります。漢方薬の用語で不育症という言葉がある、妊娠はするが流産することです。東洋医学はDESIGNERSBABYとはかけ離れた瀬河相です。