クリニック開設以来糖尿病網膜症で以前からお越しの方が3年ぶりにお越しになりました、げっそり痩せておられてお顔わかりません弟子が。眼科は3年、糖尿病内科は2年も行っていない方がお越しになった。以前、トリアムシノロムを注射しておられ不安になりわたくしのところを受診されました。心が通じていたようで恐る恐る3年ぶりに採血しました。私の採決が痛くないと喜ばれました。HbA1Cが13もあった血糖は550mg/dlでした。今、インスリンで血糖を一気に下げたらいけない、失明してしまう。視力は思ったほど低下していませんでした。また、失明しており、不安定型糖尿病で入院中で一日血糖がほぼ安定して血糖値600mg/dl以上という患者さんを見せていただきました。原因は主治医が変わりランタスと即効型インスリンをつまりインスリンを全部切ってしまったことです。そしてダオニールに変えてしまった。とりあえず主治医の医師が連休で主治医が休みなので休みの間にインスリンを元へ戻した。とりあえず主治医を納得させるためにCPRを測定することになった。そしてCPIを見た。今は熊本宣言で高齢者ではHbA1Cが8でも構わない時代です。厳格な血糖管理で低血糖による救急搬送がなんと意識障害の方で8パーセントを占める時代です。内服薬による低血糖も増えている。また変わった主治医で血糖が高いと生食の輸液を行うように指示している。網膜症で失明状態でおそらくSU剤2次無効状態になっていると思われる。