PMDAで仕事をされている先生から貴重なご講演をいただきました。新しい糖尿病のお薬であるSGLT2阻害薬は皆同じと思っていましたがエンパを除く発売後一年を経過したお薬についていろいろさが出ているそうです。まず悪性新生物が発症しているのは一つのSGLT2阻害薬に偏っている、しょせん一年ですからたまたまかもしれない。皮膚そうようしょうが起こるのは日本人独特である。重症皮膚障害は定義の問題がある。夜間頻尿が起こらない患者さんはSGLT2阻害薬のNONRESPONDERの可能性がある。夜間頻尿は効果そのものの可能性があるそうです。そして一つの薬には10パーセントのNONRESPONDERが存在するそうです。歯切れが悪いが誹謗中傷と言われてはいけないから歯切れが少し悪かった。悪性新生物が多いのはいちばん最初に発売されたSGLT2阻害薬だそうです。当面経口糖尿病薬の第一選択薬はDPP4阻害薬であるのは間違いない。2月になり長期可能になり欧州糖尿学会で評判になったエンパは売れるのでしょうか。ジャデイアンス25は相当でかい錠剤です。一時多く使ったが今はジャデイアンスは使っていない。