記事一覧

地雷疾患

特にインフルエンザ流行期に地雷疾患というのが子供の病気には含まれる。地雷疾患は小児科医が一生に一度経験するかどうかという病気です。ふつうの風邪と思ったら重大な病気としてびっくりする病態です。インフルエンザが流行に入ったら多くの患者さんの中に、喉頭蓋炎や心筋炎という地雷疾患が増える時期です。喉頭蓋炎は頸部のレントゲンで移ることを初めて知りました。風邪ですよねけったいな病気ではないですよね、と言われる時期です。心筋炎は私は同期の研修医が診断したのを伝え聞いただけです。急性喉頭蓋炎は急病センターで耳鼻科の先生が後送しておられるのをみてます。一生に一度当たるかどうか?わからないが当たれば訴訟リスクを有するのが地雷疾患です。ワクチンの講演を何度か聞いた東京の崎山先生が兵庫に来られたので講演を聞きに行きました、司会は姫路のM先生でした。地雷疾患には脳炎や髄膜炎もあります。最近はインフルエンザワクチンの位置づけが重症化を防ぐワクチンになっています。地雷は踏まずに医師生命を終えたい。