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シダトレン候補者

今年のスギ花粉の飛散は非常に少なかった。6月からシダトレンを始めようという電話も少なく今日お越しの転居の方ぐらいです。転居のためいきなり2000JAU製剤です。各メーカーの示す舌下免疫療法導入者の数は2週間のスターターキットをお使いいただいた方の数です。3年は続けていただくとのことでシダトレンを初めて1年半が過ぎました。スギ花粉の飛散が姫路では少なくIgEとIgG4がバイオマーカーにならないとなると患者さんにどうご説明してよいかは不明です。全国で40000人のシダトレン導入者、4000人のミテイキュア導入者の方がしてよかった舌下免疫療法と思っていただけることを待っています。最低三年は続けると3年は楽になれる。できれば5年続ける、続けたら5年間楽になる。向こう10年間は楽にならないといわれたスギ花粉症の飛散が減っている、ひょっとしたらスギ花粉は減少するのだろうか。昭和20年代から30年代に山に植えられたスギによる人工産物です。スギのRASTは季節で変動する。シダトレンの効果判定はRASTでは不明ですシ更にRASTはバイオマーカーにはならないそうです。

六淫と七情

病気の原因は内因、外因、不内外因に分かれます。七條と六淫はともに病気の原因です。六淫とは六季の異常変化と体質の相違によって引き起こされた外感疾患の致病因子です。六淫には風寒署湿燥火があります。六淫は季節環境と関係します、表から侵入します。二つ以上の淫が同時に侵入することがある。六淫は互いに影響し転化する。六淫は単独または二種以上の邪が人体に侵入する。六淫は相互に影響し互いに転化する。失時・激変・大過という変化をします。大過とは夏の暑すぎ冬の寒すぎ時です。失時は夏熱くなるところがならないこと。風邪には内風と外風があります。自然の風邪の侵入を外風といい内蔵の機能の異常で発病することを内風といいます。ふうは風に似ている。風は強く変化するゆり動く感じです。七情は気の乱れで起こる病因です。これを七情致病といいます。喜怒憂思悲恐驚が七情です。七情致病は内臓を直接痛め臓腑の気機に影響する病態です。気機は気のめぐりです。漢方薬のMRさんはご存知でも一般人はわかりません。