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ノンコメドジェニック

ニキビの話の中でノンコメドジェニックという言葉を耳にする様になりました。ノンコメドジェニックのコメドとは毛穴に角質や皮質がたまった状態です。つまりノンコメドジェニックとは面皰を誘発しにくいとの意味です。乾燥したニキビの下地はヘパリン類似物質をお勧めしていますが保険適応外で選ぶならノンコメドジェニックと記載があるものを選ぶとよいそうです。漢方薬のご縁で尋常性ざ瘡を見せていただくことが多くなりました。尋常性ざ瘡ガイドライン2016が登場し新しい薬の使い方が示されています。JUNEBRIDEの関係でニキビ治療を積極的に行う時期のようです。毛穴が詰まるのは角化・乾燥・皮脂分泌過剰など原因だそうです。ゼビアックスローションが登場しましたが3ヶ月以上は使わないことが推奨されています。私もゼビアックスは2本使用したらベピオやデイフェリンゲルに変えています。最近はクリンダマイシンは4割耐性というのでデユアック配合ゲルは使っていません。アダパレンやBPOは使いにくい2.5パーセントで接触性皮膚炎を起こすからです。3日ぐらいは顔の一部に塗ることをお勧めしています。顔が赤く腫れあがるのが怖いからです。雨が降ってきました今日も暇ですね。オンライン請求も終わり眼科検診も終わりMRさんにもご遠慮いただいてますので木曜日はゆっくり仕事ができます。

ウコン

ウコンにも3つのウコンがある。秋ウコン、春ウコン、、紫ウコンです。主なものは秋ウコンです。日本東洋医学会の医療安全講習が終わって朝10時会場から出るとブースから私を見ている人がいる、名古屋の生薬メーカー松浦薬業のうちの担当者です。私のところの寺の花まつりで使う甘茶やお屠蘇をお世話いただいています。ウコンのはなしが松浦薬業さんの東洋医学会のブースで大きく記載されていました。ウコンは生姜科の多年生植物秋に花が咲くものを秋ウコン根茎はクルクミンが多くお酒のおともに同族種の春に花が咲く春ウコンはクルクミンが少なく精油成分が多いそうです。松浦薬業さんも漢方薬の保険はずしに対抗し新しい剤型を開発しておられる。コタローさじクラブのラインナップもすごいが松浦薬業も生薬を扱っているだけあって面白いOTCのものを開発されています。テイコクはかつては業界3位だった思いますが今は日医工さんに販売を任せているそうです。厳しい漢方業界そして漢方薬が保険から外れたら私は漢方をやめるいう医師は多い。