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眼科学校保健

製薬メーカーの講演会はバイアスが入るこれは当たり前です。しかし、製品があるいは薬がない分野においてはバイアスはかかりません。海の日の東京の眼科臨床実践講座のランチョンセミナーのなかで眼科学校保健の話を柏井真理子日本眼科医会常任理事からお聞きしました。今年の4月から整形外科領域の学校検診が義務化されそれを内科・小児科学校医が行うようになりました。つまり眼科学校医は要らんということになる危機感もありこのランチョンセミナーは行われたのかもしれません。色覚検査が学校で復活して昨年の眼科生涯教育で学校保健に対して関心が高まり受講者が急増しました。メーカーの薬を売るための発売記念講演会も一題は製品に関係するもの、もう一つはこんな学校保健などの製品に全く関係がないテーマにしてはどうでしょう。抗VEGF抗体のお話や緑内障の話に製薬メーカーが絡むと偏ります。しかし、7月になりMRさんの口が買いになっています。どこに厚生労働省のGメンがいるかわからないからと思います。国内で未承認の内容、今後の開発の内容は語ってはいけない、添付文章の通りに語らなければならない時代です。それなら添付文章を読むからMRさん来ないでという医師が増えそうです