柴胡桂枝乾姜湯について大変わかりやすい解説を見つけました。答えは系統中医学講座のQ&Aの中にありました。柴胡桂枝乾姜湯は柴胡が6グラムも入っているそうです。柴胡6グラム以上は辛涼解表、3グラムまでは疎肝に用いるそうです。上焦の熱にはオウゴン・牡蛎で清熱潜陽、かろ根で滋陰、下焦には乾姜、桂皮で温陽とともに引火帰原で上焦の虚陽を引き下ろすとの記載を見つけました。この柴湖は上昇の熱さましだそうです。カロ根・牡蠣が入り半夏と人参が入らない不思議な柴湖剤である柴胡桂枝乾姜湯が少し見えてきた。鳩尾の圧痛が有名な柴胡桂枝乾姜湯ですが生薬が他の柴胡剤とは異なります。スーッとしました頭の中が。柴胡桂枝乾姜湯はそんなに虚証ではないことがよくわかります。人参が入っていないばかりか柴胡が6グラム配合されています。今日から視点を変えて柴胡桂枝乾姜湯を使おう。