もともと減感作療法と呼んだものをWHOがアレルゲン免疫療法と名付けたと湯田先生のご講演で知りました。ワクチンと名付けたのもWHOだそうです。治療効果と予防効果を有するのがワクチンです。私もダニの減感作療法では苦労しています。やっと2例目の患者さんにダニの舌下免疫療法が継続しそうです。ユタ先生の講演の中で舌下免疫療法を進めべきは12歳を超えた若い人、さらには妊娠の希望がある女性だそうです。高校受験・大学受験はスギ花粉の飛散がみられる3月です。女性は妊娠中授乳中に抗アレルギー薬を服用することを嫌がります。それならスギやダニの舌下免疫療法を行い体質改善を行うべきです。今のお薬で満足な方には縁がない治療それが舌下免疫療法です。わたくしのところで舌下免疫療法をなさっていた赤穂と加古川の患者さん地元でもできると転医されました。変わってお若い方が舌下免疫療法にチャレンジなさっています。MEIJISEIKAPHARMAの新薬ビラノアは結構処方しています。世界で使われるデスロラタジンことデザレックスですがMSDから杏林製薬に発売元が移りました。効果はどうなんでしょう。湯田先生の講演のONDEMANDは21時で終わってしまいました。