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ヘルペスが多いです

年末からヘルペスが多い、ヘルペスウイルスには水痘帯状疱疹ウイルスと単純ヘルペスがあります。眼科には眼部帯状疱疹という病気があります。片眼が赤くて痛い、流行り目と似ている、そして耳前リンパ節が腫れている、ステロイドを使うとえらいことになる。だから片目が赤い人にはステロイド点眼は使わない。自衛隊病院でステロイドを使って大変な経験をした。ヘルペスグループはステロイドを使わなければ自然治癒もある。アトピーでステロイドとプロトピックをガンガン使っている人が右の顔面が帯状疱疹でいっぱいになっていた。おまけに丹羽式軟膏まで塗っていた。外用薬すべてやめてもらった。エパデールが好きな私はバラシクロビル粒状錠を最近処方しています。ただし一般名処方なので患者さんが何を選んでいるかは不明です。最後に昨日午後の小学生体重56Kgもある。ただ右の顔面がいたい。これも帯状疱疹を疑いバラシクロビル粒状錠を処方しました。3000mg分3です。漢方薬で気血を補いたいあるいは祛風湿をしたいが薬が多くなるので漢方薬は併用していません。治ったら水痘ワクチンうってください。

過労死

医療もどんどん変わる、子供の医療費が姫路も所得制限ありで無料になった、そしていきなり高校生になったら3割負担になる、保護者はより高いと実感することになるだろう。そして4月から休日夜間急病センターが診療時間の最初と最後に受付時間ができる。朝9時から18時は長すぎる、市外から出務する医師も少なからずいる、姫路の急病センターは時間が長い、長すぎる、行きたい医師はいないと思う。強制的に出務して基調は休日がつぶれる、週一日の休日がないのは1.35倍の休日加算対象になる、最近は長時間労働は悪であるという話が多い、第二回目の電通事件が起きたからです、誰か死なないと世の中は変わらない。休日夜間急病センターも掛け持ちで働いている人がたくさんいる、ましてや労働基準法で深夜加算の時間です。最近は過労死問題が毎日話題になっている、長時間労働は悪なら休日夜間急病センターの診療時間も短くしてほしい、医師は労働組合に入っていない場合が多いので県立奈良病院の産婦人科の医師のように卓直の待機時間は労働時間に組み入れられない。普通は待機時間は労働時間になる。