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関西系統中医学講座

朝5時起きでホテルサンルート梅田の関西系統中医学講座に向かいました。お城の桜は満開です。受付時にコタローさんの暖簾をいただきました。以前にもこのブログで書いたものです。いよいよ5月にコタロー漢方60周年だそうです。今日は5臓の腎に関するお話でした。六味丸、八味丸、牛車腎気丸この三つを使い分けて終わりなら漢方は簡単ですが実に奥が深いのが腎です。ご存知のよう存知のように人は腎臓、副腎、泌尿器・生殖器そしてホルモンなど西洋医学の腎臓よりももっと広い範囲を表しています。ただ私が思いますのに泌尿器科領域は眼科とともに漢方薬の効果を実感しにくい領域です。先日ベタニスを処方した患者さんが一日35回だった排尿が25回になったと喜んでいただきました。本当は泌尿器科で自己導尿を指導していただかないといけないと思います。VURで水腎症を起こしそうです。帰りに姫路城の周辺はまだ大手前パーキングに入る車と運転代行の車が多く並んでいました。私は花見よりも関西系統中医学講座で仙頭節を聞いているほうが楽しい。1010湯のお話は何度も聞いているがあきません。元気をいただきました。匙クラブの滋腎明目湯が聞くと仙頭先生はおっしゃいますが私はあまり実感がありません。