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認知症

9月21日はアルツハイマーデーでした、10月1日は乳癌デーそして11月は糖尿病デーです。まだ4月には自閉症デイがあるそうです。65歳以上の4人に一人が認知症といわれています。前頭葉側頭葉型、レビー小体型など私が学生時代にはなかった認知症が診断できるようになっています。2014年に462万人と言われた認知症患者さんが2037年には735万人にも及ぶ勢いです。健康寿命と寿命の差が10年ある、体をどんなに鍛えても越えられない壁があると思う。ただ糖尿病を予防したら血管性の認知症は減りそうです。神経伝達物質にはアセチルコリンは記憶注意、ドパミンは快感・喜び、セロトニンは気分、ノルアドレナリン張さらにはグルタミン酸もある。認知症においてアルツハイマー病が50パーセントだそうです。認知症にもアミロイドベータたんぱく質のワクチンが開発中だそうです。ただ脳炎の副作用もあるとか聞くがかなり有望なワクチンのようです。アミロイドベータたんぱく質はアルツハイマー型認知症に特異的ではありません。DLBもアミロイドが陽性になるそうです。MCIと分かっても毎年10パーセントは認知症に進行する。逆に5年後経過観察で半数はMCIのままだそうです。

神戸まつり

神戸まつりの神戸に2日ともに行きました。漢方薬には流派がある。いろいろな流派を網羅しておられるのがさくら十字病院漢方内科の木村豪雄先生です。大阪梅田の阪急グランドビルで3回シリーズの講演を拝聴しましたが今度は神戸のセンタープラザでお話が聞けるようです。よろず相談もあるそうです。よろず相談は素晴らしい。漢方薬にも流派がある、どの流派の質問にも先生はお答えくださるから面白い。先週は三宮研修センターでアトピー性皮膚炎のお話を聞き昨日は木村豪雄先生の講演を聞くため神戸まつりでにぎわう三宮へ行きました。今週は関西系統中医学講座がある。そして来週は名古屋で日本東洋医学会がある。一昨日認知症の勉強に行った新神戸のANACRAWNPLAZAで福山から神戸中医研にお越しの福山の先生にばったり出会いました、福山と新神戸の新幹線の料金だけですごいと思います。みんな勉強しています。私も勉強しなくてはおいていかれる。今日、認知症の方がお越しになり基幹病院の予約を取ろうとするとなんと7月中旬とのことでした。認知症が多すぎるんでしょうね。

漢方薬で治してくれ

最近、漢方薬で治してくれと宍粟市、赤穂市、加古川市など近隣の市町村から結構アレルギー患者さんがお越しになる。ほぼ漢方薬単独治療を希望される。アトピー性皮膚炎にはステロイド外用薬が標準であることを説明しても聞く耳を持たない方ばかり。これは患者さんがインターネットの情報に踊らされているからです。サプリメントは安全、薬は危険、週刊誌が飲んではいけない薬を特集する時代です。ずっとお越しの患者さんは先生、皮膚科と違うというたなあ。アレルギー学会の専門医ですよ。青魚を食べたら顔面に皮疹が出たと普段からお越しの方がこられました。青魚アレルギーは今注目のアニサキスアレルギーが多いことがわかっている。さらには古いサバを食べると出るというヒスチジンからヒスタミンが大量に作られる、第三は本当に青魚そのものに対するアレルギーとされています。説明したは理解していただけステロイド外用薬とビラノア錠を処方しました。RASTで調べたが青魚ではありませんでした。

ディユピルマブ

ディピルマブがアトピー性皮膚炎に有効と大きく新聞報道されています。わたくしたち医師には講演会で製造承認が下りてないものは話すなとか演者にはスライドチェックなるものが行われ言論の自由が侵されている。マスコミが書けばなんでもOKなんだと思いました。ディピルマブはフランスのサノフィのお薬だそうです。ディピルマブ話す4割のアトピー性皮膚炎の症状を消失させたとお大きく記載されさらには来年にも日本で承認との記載がある。IL4とIL13の受容体に結合して両者の働きを抑えるとのことです。医療関係には厳しく言論を統制しマスコミは言論の自由が保障されている。私のブログは東京から監視されており○月○日のブログを副作用報告に上げたいとまでMAILでお知らせが来ます。個人が特定さtれないように工夫して記載しているのに年齢性別だけではなくすでに副作用情報で挙げているかどうかといった内容を東京からMAILで送ってくるメーカーがあるからびっくりします。まるでパトロールをされているようです。日本でもアトピー性皮膚炎用にJTE-052が外用薬では有望だそうです。患者さんのほうがアレルギー学会専門医よりも詳しい時代です。